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 北朝鮮が29日早朝、ミサイルを発射したとする報道を受け、東京メトロ全線など一部の鉄道で安全確認のため、午前6時7~17分の約10分間、運転を見合わせた。こうした対応は今回が初めてという。

 東京メトロによると、今月から北朝鮮のミサイル発射報道があれば、10分をめどに安全を確認するため運転を停止する対応を決めた。今回は運転を見合わせた後、「着弾した様子がなく失敗の可能性が高い」と判断。運転を再開したという。乗客約1万3千人に影響が出た。

 東武鉄道の東武東上線でも、事前にミサイル発射への対応を検討しており、午前6時7分から10分ほど運転を見合わせたという。