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【国際】

ナチス「ガス室」発言で混乱 仏極右、党首代行を交代

 【パリ共同】フランスの極右、国民戦線(FN)幹部は28日、大統領選で決選投票に進み、党首活動の一時休止を表明したルペン候補の党首代行をジャルク副党首からブリオワ副党首に交代させると明らかにした。ナチス・ドイツによるガス室を使ったユダヤ人らの虐殺を疑問視する発言を巡り、ジャルク氏が非難を浴びたことが理由とみられ、5月7日の決選を前に党内に混乱を招いた。

 ルペン氏の事実婚の相手で欧州議員のアリオ氏は28日、党首代行を、北部エナンボモン市長を務めるブリオワ氏に交代させると地元テレビで表明。ただ「理由には言及しない」とした。

 フランス北部エナンボモン市で大統領選第1回投票の投票を行う国民戦線のルペン候補(左)と見守るブリオワ市長=23日(AP=共同)

 フランス北部エナンボモン市で大統領選第1回投票の投票を行う国民戦線のルペン候補(左)と見守るブリオワ市長=23日(AP=共同)
 

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