太陽光発電にすれば、再生可能エネルギーを利用した自家発電で、地球と環境に優しい、

質の高いエコライフを始めることができます。 
そして、いま太陽光発電を始めれば、
昼間の割高な電気代を、自家発電で支出を大幅にカット
発電した電力は電力会社が買い取ってくれる
固定価格買取制度で、費用は約10年で回収できるなど、メリットがいっぱいです。
 
太陽光発電は自家発電で地球と環境に優しい

目次

1.太陽光発電のメリット・デメリット

2.太陽光発電の始め方

3.失敗しない施工業者選びのポイント

4.火力発電などはエネルギーロスが大きい

5.太陽光発電はエネルギーロスが少なく効率が良い

6.現状では太陽光発電だけで電力を賄えない
 
1.太陽光発電のメリット・デメリット

まず太陽光発電について、ある程度の基本的な知識を身につけることが必要です。

もちろん、詳しい専門的な知識は必要ありません。基本的な内容だけで十分です。 
実際に販売店や設置業者に相談・依頼するとき、

基本的なことを抑えておけば話がスムーズに進みます。
 
2.太陽光発電の始め方 
太陽光発電システムは、それぞれの住宅の屋根の形状や面積、素材、

日当たりの状況などを調査した上で、その住宅にあったものを設計・設置することになります。

いわばオーダーメイドです。 
そのため、太陽光発電システムのメーカー選び以上に、設計力・提案力・技術力・信頼性を

かねそなえた設置業者選びが重要になってきます。
 
3.失敗しない施工業者選びのポイント
 太陽光発電というのは、太陽電池やパワーコンディショナーなどの

機器を組み合わせて利用することで、太陽の光エネルギーを電気エネルギーに

変換する発電の方法です。ソーラー発電とも呼ばれます。 
太陽電池は、太陽電池モジュール、太陽光パネル、ソーラーパネルなどとも呼ばれます。

電池という名前が付いていますが、電気をためる機器ではなく、発電するための機器です。

発電のための燃料は不要、効率が良い発電方式
太陽光発電は、化石燃料は使わず、発電のためのエネルギー源は太陽の光エネルギーです。

事実上無尽蔵です。これが火力発電など他の発電方式との大きな違いです。 
現在、日本の総発電量の約6割を占める火力発電は、石油・石炭などの化石燃料を使用します。

化石燃料の埋蔵量は、あと40～50年ともいわれています。限りあるものです。
 
4.火力発電などはエネルギーロスが大きい

火力発電などは、化石燃料を燃やして生み出される熱エネルギーを、

いったんタービンを回すという運動エネルギーに変換して、それから電気エネルギーを作り出します。
 また、発電場所と実際に電力を消費する場所が遠く離れています。 
こうした発電の仕組みと送電距離が長いことから、発電時の排熱や送電ロスで、

家庭に届く前に約65％のエネルギーが失われているといわれます。 

 

5.太陽光発電はエネルギーロスが少なく効率が良い

それに対して太陽光発電は、光エネルギーから直接、電気エネルギーを作り出すことができます。

しかも自宅の屋根の上で発電しますから、発電ロスや送電ロスは、ほとんどありません。

原エネルギーのほぼ90％を使うことができる、非常に効率的な発電方法です。 
約10％のロスが出るのは、おもにパワーコンディショナーで

直流の電力から交流の電力に変換する際のロスによるものです。 
最近はパワーコンディショナーの電力変換効率が高くなっていますから、

使用できる電力量はさらに上がっていると思われます。 
その他にも、自然エネルギーですから、石油など化石燃料と違って地球環境を汚染することもないし、

一度設置すれば大きなメンテナンスはほとんど必要ない、などのメリットもあります。

 

6.現状では太陽光発電だけで電力を賄えない
そんなに素晴らしい発電方式なら、すべて太陽光発電にすればよさそうなものですが、

残念ながら現段階では、太陽光発電の電力だけで生活することはできません。
 太陽電池は光が当たらないと発電しません。夜は、もちろん発電することができません。

天候に左右され、雨の日や曇りの日は発電量が大きく落ちてしまいます。

自然環境の影響をストレートに受けます。 
蓄電池を利用して、昼間に発電した電気をためれば、

常時、太陽光発電で発電した電力を使うことはできます。

しかし、蓄電池の容量が小さいこと、コストが高いこと、寿命が短いこと、

などから普及していないのが現状です。 
とはいえ、最近では蓄電池の性能もよくなり、価格も下がり始めています。

近い将来、太陽光発電だけで生活できる日が来るかもしれません。