先月の家庭の消費支出 前年同月を1.3%下回る
総務省が発表した「家計調査」によりますと、先月の家庭の消費支出は、イカやサケなどが不漁で値上がりして消費者が購入を控えたことなどから、物価の変動を除いた実質で去年の同じ月を1.3%下回りました。
総務省が発表した「家計調査」によりますと、先月の家庭の消費支出は1人暮らしを除く世帯で1世帯当たり29万7942円となり、去年の同じ月を1.3%下回って、1年1か月連続で減少しました。去年の2月がうるう年で1日多かった影響を考慮すると、実態としては1年7か月連続の減少となります。
これは、イカやサケなどが不漁で値上がりし、購入する量が減ったことや、桜が開花した地域でも気温が低い日が続き、酒や外食への支出が減ったことなどによるものです。
また、合わせて発表された自営業者などを除く勤労者世帯の先月の収入は、44万5607円で物価の変動を除いた実質で、去年の同じ月を1.4%下回り、5か月ぶりに減少しました。総務省では「消費は弱い状態が続いている」としています。
これは、イカやサケなどが不漁で値上がりし、購入する量が減ったことや、桜が開花した地域でも気温が低い日が続き、酒や外食への支出が減ったことなどによるものです。
また、合わせて発表された自営業者などを除く勤労者世帯の先月の収入は、44万5607円で物価の変動を除いた実質で、去年の同じ月を1.4%下回り、5か月ぶりに減少しました。総務省では「消費は弱い状態が続いている」としています。