絶対に行けない世界の非公開区域99 著:ダニエル・スミス
訳:小野智子、片山美佳子
人間誰しも「〇〇やるなよ!?」と言われれば逆にしたくなる
絶対誰にも言わないでね!と言われれば言いたくなるし、
もうLINE 送って来ないで!と言われれば送りたくなる ...ハァ
この本との出会いも同じ
表紙「絶対に行けない非公開区域!」
表紙「絶対に行けない非公開区域!」
ぼく「絶対に行きたい!」
そんなノリで買いました
どんな本なのか?
タイトル通り、一般人は絶対に立ち入れない世界の禁止区域 を集約した本
丁寧な図説、全ページカラーで読み応え十分です
それに絶対に行けないとは言っても航空写真は撮れるんだよね
読んでいる途中、
非公開区域なのにこんなに解説しちゃっていいの!?
見ちゃっていいの!?
って、なんかアブナイ事をしている感覚に陥りました
18歳の誕生日のそれと同じです。は?
読んでて特に興味深かった場所を紹介します
グーグル・データセンター
我ら、ガーブロのミーカー「グーグル」のサーバー集積地帯!
普通に検索ヒットしてワロタ
誰もが使ったことのある検索エンジン。
ここには、それに支障を出さないための膨大な数のサーバーが存在するらしい
立ち入り禁止はもちろん、超高度なセキュリティで守られていると。
グーグル「世の中の全ての情報を整理して、世界中からアクセスして使えることを目指しています。」
なのに自社のデータセンターは非公開。なんじゃそれィ!
チェルノブイリ立ち入り禁止区域
こういう意味での立ち入り禁止区域も多々紹介されています
30年経った今でも研究者以外は立ち入らないのだとか
そういや福島にも立ち入り禁止区域がまだ有るんだっけな、
地球って想像以上に広いけど、空間は有限なんだよな。
0.0001%でも住めない場所を作ってしまったことは反省すべきだよ。それが積み重なったらオシマイだからね
このように人工的ではなく、偶発的に立ち入り禁止になってしまった場所もあるんです。
人類はこれを知らなでおくべきか!
太平洋のゴミベルト
太平洋の一角に世界中のプラスチックゴミが集積し
空から見ると「ベルト」をなしている場所があると。
その面積テキサス州の2倍だとか。
日本国土のおよそ4倍ですね。おそろしい
でも太平洋って誰のもの?
「そりゃあ皆のものさ!」つってどこの国もこの問題に触れたがらない。
たぶん「遠い海のことなど知ったものか」って感じだろうね
もしこのプラスチックが海底油田だったら、こぞって取り合うだろうにね!
伊勢神宮
唯一日本が入っていた。
そもそも伊勢神宮って今の皇族の祖先である、天照大神を祀っているところで、
皇族のためのお宮らしい。本来一般人は参拝すべきでないとか。
そして「皇族出身の高位の神職」しか立ち入れない聖域があると!
日本人なのに知らなかった!
しかし一般人は立ち入れないし、撮影禁止。はぁ、残念だな〜。
さすがグーグル先生!丸見えないか!
そう、ここが内宮と言われるところで、伊勢神宮の聖域
同じ広さの場所が左右2ヶ所あるじゃん?
20年毎に、内宮を交互に建て替えてるらしい。最近では2013年に行われたのだとか
しかもそれが692年から続いているという。日本の伝説といってもおかしくは無い
今度日本書紀のマンガ版でも買ってみるかな。
ちょこっとリサーチしたら、内宮を参拝した方を発見!
面白かったっ!
伊勢神宮行ったら俺もレビューするよ!
まとめ
「海外旅行をして見聞を広めたい」と思っていても、それには限界がある
なぜなら、世界中に立ち入り禁止、立ち入り不可能な場所が存在するから。
今世ではゼッタイに行けない所について、学んだり、近くから覗いたり、そんなことをこの本を読むだけで体験できます
存在さえ知らなかった場所へ、許されざる場所へ、旅ができる!
ちょっと暇潰したい時にもオススメっ