ソニー決算 映画事業 1000億円超の損失計上で減収減益
ソニーのことし3月期の決算は、映画事業で1000億円を超える損失を計上した影響などで、最終利益が50%減るなど減収減益となりました。
ソニーは28日、去年4月から先月までのグループ全体のことし3月期の決算を発表しました。それによりますと、売り上げは7兆6032億円で前の年の同じ時期と比べて6.2%減少し、最終利益は732億円となり50.4%減少しました。
これは、インターネットの動画配信サービスが普及して、映画のDVDやブルーレイディスクの市場が縮小しているため、映画事業の資産価値が大きく下がったと算定し、1121億円の損失を計上したことが主な理由です。
そのほか、熊本地震の影響で半導体工場が一時、生産停止をしたことや、カメラ事業で円高の影響によって収益が目減りしたことも理由となっています。
一方、来年3月期の業績見通しについては、家庭用のゲーム事業やスマートフォンのカメラ用のセンサー事業などで業績の回復が見込まれるとして、最終利益が2550億円と3倍以上に拡大する予想を公表しました。
ソニーの吉田憲一郎副社長は会見で、「いたずらに規模を追わず、新しいことにチャレンジしていく。ソニーのブランド力で消費者に感動を届けるのが使命だ」と述べました。
これは、インターネットの動画配信サービスが普及して、映画のDVDやブルーレイディスクの市場が縮小しているため、映画事業の資産価値が大きく下がったと算定し、1121億円の損失を計上したことが主な理由です。
そのほか、熊本地震の影響で半導体工場が一時、生産停止をしたことや、カメラ事業で円高の影響によって収益が目減りしたことも理由となっています。
一方、来年3月期の業績見通しについては、家庭用のゲーム事業やスマートフォンのカメラ用のセンサー事業などで業績の回復が見込まれるとして、最終利益が2550億円と3倍以上に拡大する予想を公表しました。
ソニーの吉田憲一郎副社長は会見で、「いたずらに規模を追わず、新しいことにチャレンジしていく。ソニーのブランド力で消費者に感動を届けるのが使命だ」と述べました。