テレビアニメ「けものフレンズ」をエジプト壁画風にしたイラスト、「カヴァン神話」をまとめた動画が考古学感に溢れているとフレンズたちのIQや知力を上昇させています。まるで遺跡から発掘されたかのようなタッチで再現されたジャパリパークに、不思議発見できそうです。
動画では、1〜8話までのメインキャラたちとの出会いを壁画風にしたイラストが、スライドショー的に表示されていきます。「賢者カヴァン」と“寛容の神”こと「サーバル神」との出会いを描いた「狩りごっこ」から始まり、「カバ神の三問」「セル・リアンとの闘い」「“聖獣”ラッキービースト」「トキ神の歌」「ライオン神とヘラジカ神の聖戦」など、神話感あるイラストで再現されています。
なお、ラッキービーストは目が完全にメジェド様になっており、ビックリするほどかわいくありません。動画では、「無能メジェド」と呼ばれていました。ひどい。
これらのイラストを作製したのは、Twitterユーザーのキタさん(@xaqwsx)。Twitterとニコニコ静画に全イラストが公開されています。
さらに「カヴァン神話」としてニコニコ大百科も作られているのですが、このまとめが秀逸の一言。「アプ・リ記」「マン・ガ記」などとしてアニメ以外のメディアミックスについても神話風に概要がまとめられていたり、「アニ・メ記」は「『草原の書』を始めとした十二の書から構成される」「特に保存状態の良い『草原の書』が2017年1月13日より無料で公開されており、インターネット上でも閲覧が可能となっている」と非常にそれっぽい書き方で説明されていたりと、まるで本当に歴史的遺物についてのページかのようになっています。
各フレンズの説明も、
などなど、本物の考古学者かよと突っ込まざるを得ない豊富なボキャブラリーと表現力ぅ……で解説されています。1話の「草原の書」のしんざきおにいさんの解説が「掌編『シンザ記』」として扱われていたり、MAD動画が独立した書「偽典 マッド記」として扱われていたりするのも実にうまい。
キタさんは現在も続きを作製している他、最新作ではアライグマ神とフェネック神の追跡も壁画化しています。続きが楽しみですね。
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