サノヤスホールディングスは4月28日、子会社が大阪府吹田市のEXPOCITYで運営するアトラクション施設「ポケモンEXPOジム」の営業を9月24日で終了すると発表した。オープン以来業績が伸び悩み、今後も改善が見込めないためという。
昨年7月、スマートフォン向けゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)が公開された際、同施設を運営するサノヤスホールディングスの株価も急騰し、「ポケモノミクス」相場の一角をなす銘柄になっていた。
営業終了に伴い、特別損失として約15億円を計上することも響き、2017年3月期の連結最終損益は24億円の赤字に転落する見通し。
同施設は、万博記念公園(大阪府吹田市)内のEXPOCITYに2015年11月にオープン。ピカチュウなどおなじみのポケモンが登場するアトラクションを運営している。
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