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- 【海外ウエディング・ハネムーン体験談 Vol.2】 「オリエント急行」ハネムーン体験記
2016年11月17日更新
水の都と謳われる街、イタリア・ベニス。
水上バスが行き交い、ゴンドラの漕ぎ手によるカンツォーネの歌声が水路に響き、いかにもハネムーンにぴったりの情景が広がります。
始発駅となるベネチア・サンタルチア駅には専用のチェックインカウンターが設けられ、客室乗務員が総出で迎えてくれます。
車両ごとにスチュワードがつき、食事の案内やルームサービス、またキャビンの寝台セッティングなどきめ細やかなサービスが受けられます。
オリエント急行は食事も楽しみの一つ。列車の中で食べる食事は新鮮で格別です。
発車して1時間ほどでダイニングカーでのランチタイム。
昼間からフルコースとは何とも贅沢です。
午後には列車は国境を越えイタリアからオーストリアへ。
車窓にはチロル地方特有の童話の世界のような景色が広がり、向こうには雪をかぶった山々が…。
紅茶とケーキを楽しみながら本を読み、いつの間にかディナータイム。
ドレスコードを決め、ダイニングカーへ向います。
ランチは魚がメインでしたが、ディナーは肉料理がメイン。ワイングラスを傾けながら料理を味わい、いつの間にか列車は国境を越えスイスに入国していました。
キャビンに戻ると寝台がセットされ、車輪が奏でるレールの刻み音と心地よい揺れが、いつの間にか夢の中へと誘う…
翌朝、朝靄に包まれたパリに到着し、オリエント急行に別れを告げました。
私のハネムーンは、日本ではもはや数少ない豪華寝台列車での一夜を過ごす貴重な旅となりました。
ハネムーンの旅先は、私たちのようにお互いの趣味や興味関心のあるカテゴリから、探すのもおすすめです。
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