どうも、キャリアコンサルタントのハルはるです。
今日は、ユニバーサルがお届けする映画『SING』から学ぶ人生で大切なことを綴っていきます。
★予告動画
youtu.beより引用
★作品について
「ミニオンズ」「ペット」などのヒット作を手がけるイルミネーション・スタジオによる長編アニメーション。マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・C・ライリー、タロン・エガートン、トリー・ケリーら豪華キャストが声優として出演し、レディー・ガガ、ビートルズ、フランク・シナトラなど誰もが知る新旧ヒット曲を劇中で披露する。人間世界とよく似た、動物だけが暮らす世界。コアラのバスターが劇場支配人を務める劇場は、かつての栄光は過去のものとなり、取り壊し寸前の状況にあった。バスターは劇場の再起を賭け、世界最高の歌のオーディションの開催を企画する。極度のアガリ症のゾウ、ギャングの世界から足を洗い歌手を夢見るゴリラ、我が道を貫くパンクロックなハリネズミなどなど、個性的なメンバーが人生を変えるチャンスをつかむため、5つの候補枠をめぐってオーディションに参加する。監督は「銀河ヒッチハイク・ガイド」のガース・ジェニングス。
★ハルはるの解説
劇場の支配人であるバスター・ムーンは、劇場経営に苦しんでいた。
できたばかりは繁盛していた劇場も、いまとなっては閑古鳥。
経営をどうにか立て直すために、歌のコンテストを開催して劇場に人を集める一大イベントを開くことを決心する。
申し込みは殺到し、参加者の多くは歌いたいけど歌えない、特別な事情を持った動物達ばかりだった。
歌を通して、動物たちは人生で何を得るのか。
そして、主人公のバスター・ムーンは果たして劇場の再建できるのか。
続きが気になる人は是非、劇場に!!!
物語から見える悩みを打ち消す方法
このストーリーで出てくる動物たちは、各々が悩みを抱えている。
劇場経営に苦しむコアラ。
気弱なヒツジ。
子育てに追われるブタ。
身体が小さいネズミ。
犯罪者一家のゴリラ。
彼らが歌を通して、現状の自分を変えたいと強く願う様子が映画を観るとわかる。
私たちの世界にも、同じように人生に息詰まって「何かを変えたい」と切に願う人は多い。
会社を辞めたい、離婚したい、好きな異性に告白したい。
人々は様々な悩みを持って今日を生きている。
しかし、その悩みは自然と消えるかというと、そうでもない。
行動しない限り、悩みは消えないのだ。
映画の中で、こんなシーンがあった。
像の女の子が、歌うことは好きだけど、人前に出ると全く歌えない。
本当は歌手になりたくて、一人で練習しているのに人前では恐くて歌えないのだ。
その女の子に対して、バスター・ムーンはこう言った。
『恐怖に負けて夢を諦めるな。君ならできる』
何かを変えることができた人とそうでない人の差は何か。
それは単に、怖くても行動したかどうかなのかもしれない。
だから、自分が何かを変えたいと思ってまずやることは、行動してみることだ。
転職したいと思ったなら、会社を調べてみよう。
転職サイトに登録してみよう。
そうしないと、何も変わらないのだから。
主人公から学ぶ人を巻き込む方法
主人公のバスター・ムーンは自然と仲間が集まる愉快なコアラだ。
劇場の支配人として、リーダーとして相応しく生きている。
人間社会でも、人に好かれるリーダーとそうでない人がいる。
その差は何か?
この物語から読み取れることで仮説を立ててみた。
主人公のバスター・ムーンは金もなければ優れた能力があるわけでもない。
では、なぜ彼に協力したがる仲間がいるのか。
それは、以下3つ理由からだと思う
<バスター・ムーンが仲間を集められる3つの理由>
1.とにかくポジティブに問題に立ち向かう
2.仲間に「君じゃないと駄目なんだ」と伝えまくる
3.泥臭く物事を形にして結果を出す
1.とにかくポジティブに問題に立ち向かう
バスター・ムーンは劇場が超絶怒涛のピンチにも関わらず、前向きに生きている。
銀行には、借り入れたお金が返せず、従業員には給料を払えない。
世間からは叩かれ冷たい目で見られる。
それにも関わらず、何食わぬ顔で「心配ないさ!」と言って終わらせる。
これくらい前向きな奴がいたら、何だか失敗することを恐れずに「やってみよう」
と周りの仲間が協力するに違いない。
リーダーとして、ネガティブに考えずに前向きに挑戦する姿勢に仲間が寄ってくるのだ。
2.仲間に「君じゃないと駄目なんだ」と伝えまくる
映画の中で幾度となく出てくるシーンがある。
『君じゃなきゃ駄目なんだ!』という言葉。
人は承認されると嬉しいものだ。
「これをやってくれ」ではなく「君にこれをやってほしい」と言われるのはどっちが嬉しいか。
バスター・ムーンは、自分一人じゃ解決できない問題は人に素直に頼ることができる。
君だからお願いしたいと言われて、協力しない人は少ないはずだ。
この姿勢は、上司が部下に対して仕事を頼む時に参考になると思う。
生き物は、コミュニケーションなしで生きていくことは不可能。
相手が喜ぶような接し方ができれば、会社でも仕事がしやすい環境が整うはずだ。
3.泥臭く物事を形にして結果を出す
映画の中で、バスター・ムーンが仲間を巻き込めた最大の理由は、泥臭く頑張れるからだと思う。
彼は、お金がない中、歌のコンテストを何度も開催しようとした。
どうにか形にしたくて、劇場の電気を他のお店から引っ張ったり、劇場の雰囲気を出すために配管から水を引いて水槽を作ったり。
お金が無いあまり、自分の身体で洗車したり。
その姿に、仲間たちは彼の挑戦を応援したくなると思う。
職場で、夜遅くまで文句言わずに残業して頑張っている上司を見ていたとする。
そしたら、何か自分にもできることないかなと自然と感情が湧いてくる人がいるはずだ。
人は、泥臭く頑張る姿に感情を動かされるということだ。
上記3つをしっかり使いこなせたら、あなたの周りにも仲間が沢山ついてきてくれるはずだ。
そして、仲間に自分が実現したいビジョンをしっかり伝えることだ。
人を巻き込める人とそうでない人の差は、そこにあると思う。
映画の中で、バスター・ムーンは常に口にしていた。
『歌のコンテストをやろう。この劇場に溢れんばかりの動物たちを集めるんだ。劇場ができた頃の活気を取り戻すんだ』
そのために、上記3つの行動を実践していたのだ。
それが、彼が人を巻き込めた理由だ。
どんなところでも人生はやり直せる
バスター・ムーンは、こんなことを言っていた。
『どん底に落ちるのも悪くはない。もうここからは、行き先が1つしかない。這い上がるだけだ!!!』
どんなに失敗しても、そこからやり直せばいい。
それを、この映画から学んだ。
みんな失敗が怖い。
例えば、いま勤めている会社を辞めて、この先どうなるか分からない人生を歩むとする。
そんなリスキーなこと、できるわけがない。
でも、失敗してもそこから這い上がる人生も楽しいかもしれない。
一旦、マイナスの状態になった分、あとは何もかもがプラスになる。
例えば、家を失ってロクにご飯も食べれない状態になったとする。
そしたら、雨に濡れずに寝れる環境やご飯を毎日3食たべれるだけで感動するはずだ。
いまの現状を変えたいと思い、行動した結果がダメだとしても、その先の人生はポジティブに捉えることさえできれば、案外楽しいかもしれない。
僕は、映画『SING』から沢山の人生で大切なことを教わった。
恐くて挑戦できなかったと後悔しないように、日々挑戦して生きていく。
それでは、また。(^^)
ソイヤッソイヤッ!
キャリアコンサルタント ハルはる。