今年の2月初め~3月末までの約2ヶ月間、禁酒に成功しました(現在は解禁して週に6日~7日ほど家飲みしてます)。
大した話ではないですが、経緯とかコツを書いてみます。
禁酒の動機
「酒は人類の友」と言い切れるほどには酒が好きです。正体を無くすほど大飲みするわけではありませんが、毎晩ちびちびと嗜んでます。というか、酒が無いと社畜街道まっしぐらのストレスに耐えられません。
そんな僕がどうして禁酒を決意したか。理由は「願掛け」です。
僕には未就学児の子どもが2人いて、2人とも保育園に通っているのですが、去年上の子の担任になった先生が・・・控えめに言っても「大ハズレ」だったのです。
保育園の先生と言えば、肉体的にも精神的にも負荷の高い大変なお仕事です。子どもたちの世話をするプロフェッショナルだけあって、先生方の子どもとの接し方は勉強になることも多く、とても感謝しています。
だがしかし、やはり中にはちょっと困った先生もいて・・・どんな風に困った先生だったかをここで詳細に書くのは自重しておきますが、子どもが可哀想になるほどでした。
せめて保育園最終年の今年こそは良い先生に当たってもらって、良い思い出を作って欲しい。そんな思いから、正月の初詣のときにこんな願掛けをしました。
「新しいクラスが始まる4月までの間、大好きなお酒を絶ちます。ですので、どうか神様、子ども達が良い先生に巡り合って楽しい時間を過ごせますように。あ、今月はもう始まっちゃったから、禁酒は2月からでお願いします。それまでに飲み納めしておくんで。あと、酒粕はセーフですよね?あれ好きなんでセーフにしておいてください。」
基本的に僕は迷信的なことは信じないタチなのですが、まさに藁にもすがる思いというやつです。
ノンアルコールビールの類は僕には役に立たなかった
さて、三度の飯と同じくらいお酒を愛している僕が、いかにしてつらいつらい禁酒期間を乗り切ったか。
とりあえずぱっと思いついたのは、いわゆるノンアルコールビール的なもので自分を誤魔化す方法です。
ビールはあまり好きじゃないので、ノンアルコール梅酒を試してみました。
サクっと結論を言っちゃうと、僕は自分を誤魔化すことに失敗しました。だってアルコール入ってないんですもの・・・どうせアルコールが入っていないのならば、いっそ果汁100%飲料でも飲んでたほうがマシというものです。
自分へのご褒美を常に手元に置く
次に試したのは、「ご褒美戦略」です。普段1000円~2000円程度で買えるお酒しか買わないせこい慎ましい僕ですが、思い切ってちょっとだけお高いお酒を、禁酒成功後の自分へのご褒美にあらかじめ買っておきました。
まあお高いといっても諭吉さん1人でお釣りが出る程度ですので、たかがしれてます。それでも僕からしてみればかなり思い切ったお買い物でした。
「目に入るところにお酒を置いておくなんて、禁酒する上で逆効果では?」と思われるかもしれません。しかし、自画自賛になりますが、これはなかなか良い作戦だったと思うんですよ。
期限付きの禁酒でしか使えない技ですが、ご褒美がいつも目に付くところに置いてあることによって、変な話かもしれませんがある種の余裕が生まれたといいますか。「あと○○日我慢すれば、こいつを飲むことができるんだ・・・!」と自分の心を奮い立たせることができたのです。
大したオチじゃなくて申し訳ありませんが、結局この単純な作戦によって見事2ヶ月の禁酒を成し遂げました。2ヶ月我慢した後のワインの美味しかったこと美味しかったこと。「お高いお酒」「達成感」「我慢」が化学反応を起こした結果です。
愛するお酒をより楽しむためにも、今後も気まぐれ的に期間限定の禁酒をやってみてもいいかなと、ちょっぴり思わなくも無いです。