我が家に2人目のベビーが誕生して1ヶ月あまりが経ちました。
既に1年くらい戦い続けたかのような錯覚で、1年ってことはそろそろたっちやあんよをする頃か…と妄想するくらいに疲れています。
そういえば我が家に新生児を迎え入れたのは2年振りですが、2年前のこととなると結構忘れているものだな、とこの1ヶ月で痛感しました。
そこで、今回は私が次男を迎え入れて思い出した、赤ちゃん誕生直後の新米パパが覚えておいたほうがいいことをあげていきます。
産まれてすぐにSNSに投稿しない
長男が産まれたときには、その嬉しさのあまり直ぐに妻との共通の友人が多くいるFacebookに投稿しました。
ですがよく考えてみてください。出産で頑張ったのは100パーセント妻です。なのにそれを差し置いて、共通の友人がいるSNSに報告するって結構やらかしてる気がします。
本当は妻が自分で報告したかった人が私の投稿で出産を知ったとすれば、妻にもその友人にも申し訳ないです。
今回の下の子のときは、妻が自分のSNSで報告するのを待って、私も公開しました。
このブログはリアルな友人は誰も知らないはずですが、それでも出産のエントリは妻の報告を待って投稿しました。
お産を頑張った妻は、いち早く色んな人に報告したい気持ちを持って当然ですが、男は別に数日友達への報告が遅れてもなんの差し支えもありません。
というわけで、あなたが父親になって初めてする父親の仕事は、SNSへ投稿をグッと堪えることです。ちなみに父親業のほとんどは我慢を伴うものなので、いい練習になります。
出生届は14日以内の罠
出生届は赤ちゃんが生まれてから14日以内に提出しなければなりません(多少遅れてもいいようですが)。
出産直後の妻は当然動けないので、大体は旦那が提出することになるかと思います。
まあ2週間あればどこかで半休でも取って提出すればいいか、と気軽に構えていると、病院からの出生証明が出るのが妻の退院時という罠があります。
ええ、2回とも見事にこの罠に引っかかった私です。14日以内と言いながら、我が家の下の子の場合は出産後6日目に退院だったので、実質1週間程度しかありませんでした。
しかもほらお産って予定日になることは稀で、だいたい男の人は心の準備ができていない状態です。そしてお産直後はなんやかんや忙しくなくなるので「出生届を出さなきゃ」とかその他もろもろの手続きしなきゃって忘れるんですよ。
また、出生届の提出には母子手帳が必要なんですが、退院後も赤ちゃんを病院に連れていくのに母子手帳が必要でその日は届を出しに行けなかったり、となかなか日程を整えて役所に行くことが難しいのです。
また、会社での保険証の発行に子どもの情報が反映された住民票が必要だったり、役所に申請する医療費助成の申し込みに子どもの保険証が必要だったり、無駄に何往復も役所と会社を往復してしまいました。
保険証は1ヶ月検診で必要となるので呑気に手続きできないし(そして大抵の新米パパはこれを知らず、知ったときには検診が迫ってて焦るパターン)、赤ちゃんが産まれてからしばらくはパパは手続きが間に合うか日々ヒヤヒヤしています。
家が戦場に変わってることに早く気づこう
産まれたての赤ちゃんのお世話は想像以上に消耗します。何がキツイって睡眠不足です。ほんと夜寝れなくなるんです。
そして出産直後の女性は歩くこともままならないくらいにボロボロだし、ホルモンバランスの乱れで心に余裕もないし、でも赤ちゃんの世話をしなきゃいけない…で心身ともに疲れ切っています。
明日も仕事があるから、と母子と寝室を別にしたり、う〇ちのオムツは替えたくない、と言い出したらバヌアツ火山の噴火口のような景色が眼前に広がることになります。
私もだらしない側の人間なので、家でリラックスしたい気持ちは分かりますが、その家はもう昨日までの家ではないのです。今日からはある種の戦場となっているのです。
妻とともに戦って戦友となるか、妻にとって邪魔な敵になってしまうかで、戦争が落ち着いた後の平和な世界の景色が違ってきます。
辛くてもともに戦おう。1人で戦うよりも2人で戦ったほうが心強いものです。たとえ戦力としては役に立たなくとも。
おわりに
1人目のときの右も左も分からない状態のことを思い出し、私がハマった罠を取り上げてみました。
子育てって慣れるまではホントに大変です。そして新生児の時期が一番大変な時期です。つまり、慣れた頃にはグッと楽になるのが育児です。
今我が家は2人目育児に四苦八苦しています。夜も眠れず、疲れは日々ピークを更新しています。
でも1人目の頃の教訓でいえば、これに慣れた頃には色んな状況が好転しているはずです。
その一方で、この大変な時期の赤ちゃんの可愛さって一瞬の煌めきのようにすぐ変わってしまうんですよね。それも1人目のときに学びました。
早く嵐が過ぎ去って欲しいと思う気持ちと、このかけがえのない瞬間を楽しんでおきたいのと、私の気持ちは色々忙しいです。