[PR]

 大阪府立病院機構「大阪国際がんセンター」(大阪市中央区)は27日、笑いのがん患者らへの影響を調べる実験に協力する落語家やお笑い芸人18組を発表した。

 センターによると、松竹芸能、米朝事務所、吉本興業の協力で、5~8月に院内ライブ「わろてまえ劇場」を8回開く。桂文枝さん、オール阪神・巨人、桂ざこばさん、桂小春団治さん、大木こだまひびき、桂文珍さんらが順次出演する。がん患者約70人とセンターの看護師や職員ら65人のストレスや免疫機能がライブを見る回数で違いがあるか調べる。

 27日の会見に参加した出演者の桂文珍さんは、研究結果を論文として国際学術誌に投稿すると聞き、「笑っていただいたらこっちも元気になれる。笑いの研究者としてネイチャー誌に載りたい」と笑いを誘った。

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら