うまく料理を作ることができたときや外食したときに、iPhoneなどのスマートフォンで写真を撮ってインスタグラムへ投稿している人は多いと思います。でも、料理の写真を「なかなか上手に撮れない」とお嘆きの方も多いのではないでしょうか?
そこで、InstagramなどのSNS映えして「美味しそう!!」と思ってもらえる写真を撮影する、簡単な方法・撮り方をご紹介します。
- 1.ヨコよりタテで撮る
- 2.大事な部分に寄って撮影する
- 3.余計なモノを写さない
- 4.逆光を利用する
- 5.ピントを手前にあわせる
- 6.食器の配置のセオリーを知っておく
- 7.飲み物は透明に撮る
- 8.出てきた時が、撮りどきとは限らない
1.ヨコよりタテで撮る
料理の皿がいくつか並んでいる場合は、実は横より縦の方がベターです。
ヨコ長の構図だと、料理の全体は撮れますが、のっぺりとした野暮ったい写真になってしまいがちです。
構図をタテにするだけで、写真に奥行きが生まれて、表情豊かで楽しげな写真を撮ることができます。
2.大事な部分に寄って撮影する
料理の質感を表現するには、素材に寄って撮ることがポイントです。
特に美味しそうに見せたい部分に、ピントを合わせてみましょう。
俯瞰で撮るのではなく近づいて撮ることで、質感やボリューム感をより一層表現することができます。
3.余計なモノを写さない
失敗写真にありがちなのが、被写体ばかりに気を取られて、余計なものが写り込んでしまうことです。
スマートフォンのカメラは広角気味なので、広い範囲が撮れることもひとつの要因です。
少し離れてからズームをすると、後ろのものが写り込みにくくなります。また、お皿などの歪みも減って、より自然な写真が撮れます。
4.逆光を利用する
被写体の正面に光が当たる「順光」は、被写体全部に光がまんべんなく当たるので、のっぺりと平面的な写真が撮れてしまいます。
理想は「半逆光」です。被写体の後ろ、または横から光が当たると被写体に影ができ立体感が生まれて、美味しそうに映ります。
5.ピントを手前にあわせる
被写体の料理をテーブルの手前に置いてピントを合わせて、奥行きのある構図で写真を撮ると、料理にピントが合って背景はぼやけます。
こうすることで料理が際立ち、よりプロっぽい美味しそうな写真を撮ることができます。
6.食器の配置のセオリーを知っておく
複数の料理を1枚に収めるときにもセオリーがあります。
2つのお皿なら対角線上に置きます。また、3つ以上になったら互い違いに置くようにしましょう。
このとき、食器同士に隙間が空かないように撮るのもポイントです。
7.飲み物は透明に撮る
出典:pixabay.com
飲み物は透過光、つまり透明なものを透明に見せる逆光を使って撮影するのがおすすめです。
液体を通過する光によって飲み物の透明感が表現でき、より美味しそうに見えます。
8.出てきた時が、撮りどきとは限らない
置いておくと伸びてしまう麺類や熱々のスープなどは、出てきたままの状態が写真の撮りどきです。しかし、すべての料理がそうとは限りません。
小籠包は、せいろに並んでいるのを撮るのも良いのですが、溢れる肉汁が見えたほうが、より美味しそうにに見せることができます。
たとえば、小籠包をレンゲの上にひとつ置いてお箸で割ってから撮る、など工夫してみましょう。