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 畳表の原料、イグサの生産が全国一の熊本県八代地域で、地元の生産者や自治体でつくる協議会が無農薬のイグサを使った「食べられるお箸」を開発した。

 和室の減少などで落ち込む畳の需要を掘り起こすのが狙い。愛知県のメーカーに製造を委託し、現在は東京都内の飲食店2店で出している。

 実は食物繊維が豊富に含まれるというイグサ。香ばしい「畳味」も、「口にしてもらうことができた」と担当者はひと安心。人気食材への道も開けてきた?