2017-04-15

彼氏内緒で男友達の家に泊まった

タイトルの通り、彼氏内緒で男友達の家に1対1で泊まった。

その男友達とはやましいことは何もしていない。セックスはもちろん、キスだってハグだって、手すら繋いでいない。というかお互いそんな気は最初からさらさらない。

男の家に1人で泊まった、と聞いたら普通は「あっ(察し)」となるだろう。そりゃ私だってそうなる。

しか私たちの間には何もないのだ。ならなぜ、二人で過ごしているのだろう。

二人分の食事を一緒に作り、一緒にゲームをし、同じ屋根の下で眠る

彼氏に対して罪悪感を感じていないわけではない。しかし、私はこの状況をかなり楽しんでいる。

しかし私が楽しんでいるのは"この男友達と共にいること"ではなく"この男友達と過ごしている背景"なのだ

自分で言うのもなんだが、私はかなりの夢豚だ。三度の飯より夢小説乙女ゲーム夢小説ほどではないがそこそこ齧っている。

私がこの男友達と昨夜や前回過ごした状況。かなり"乙女ゲームでありそう"、"夢小説でありそう"なシチュエーションだった。

1人暮らしの男と一緒にご飯を作る⇒あっこれ夢小説で読んだやつだ

終電逃して泊まることになっちゃった⇒あっこれあるあるなやつだ

寝落ちしちゃって、朝起きたら布団がかけてあった⇒あっこれ乙女ゲームで見たことあるやつだ

朝向こうが先に出かけちゃって、何故か一人お留守番なっちゃった⇒あっこれもうよくあるやつだ

と、どれもこれも!夢小説乙女ゲームあるある!!

友達はいいやつだ。よく議論をするのだがそれは毎回白熱して楽しいし、なんやかんや優しいし。

しかし私はこの状況をその男友達で楽しんでいるのではない。その男友達の向こうにある、夢小説乙女ゲーム体験を楽しんでいるのだ。

小さいとき私はキッザニアに行くのが好きだった。それと同じ。この男友達との関わりはすべてバーチャル夢小説乙女ゲーム体験となっている。

ごっこ遊び楽しいのとも同じだ。夢小説乙女ゲームごっこ遊び。それを楽しんでいる。

友達のために食器を洗う⇒夢小説相手の為に食器を洗うヒロイン追体験

友達のために洗濯する⇒夢小説相手の為に洗濯をするヒロイン追体験

こんな感じ。我ながら頭がお花畑だとは思うが、本当にこうなのだ

その男友達が今私が夢豚視点でお熱なキャラクター雰囲気が似ていることも大きな要因だと思う。

ちょっと好きなキャラに似ているヤツとのヒロインごっこ。夢小説ごっこ。たーのしー!

今付き合っている彼氏と遊ぶ時は全然違う。彼氏現実だ。

夢小説乙女ゲームといった二次現実三次は交わうことはない。はっきりと区別されている。

しか彼氏世間普通の人にはこんな説明はできない。理解されない。

あの男友達夢小説なの!満場一致で「?」である

から私は黙っている。内緒夢小説ごっこに励むのだ。


という風に思っているのだが、もしかたらこれはそれっぽい理由をつけて浮気正当化しているのかもしれない。

夢小説からセーフ、と自らを納得させているのかもしれない。

夢豚はどうすればいいのだろうか。とりあえず夢小説を読もう。

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