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 「キャバクラで働きません?」と勧誘した相手は20代の女性警察官――。大阪の夜の地下街でスカウトをしていたとして、府迷惑防止条例違反の疑いで男が現行犯逮捕された。大阪府警が27日、発表した。男は「ホステスとして仕事をしてもらおうと思った」と容疑を認めているという。

 保安課によると、男は26日午後7時ごろ、大阪・梅田の地下街で、スカウトを取り締まるために歩いていた曽根崎署の20代の女性巡査に声をかけ、「よかったら(キャバクラの)従業員として働きませんか。(時給は)2千円から2500円です」と勧誘した疑いがある。女性巡査は私服だった。

 府警は26日夜、大阪・ミナミやキタなどの繁華街4カ所で、違法な勧誘や客引きの一斉取り締まりを実施。ほかに10~30代の客引きの男6人を同容疑で逮捕した。