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2005年11月21日(月)

[]宮崎勤四畳半に住んでいたのか?

また相も変わらずマスコミ批判かよ、と言われるかも知れないが。まぁそんなモノである。


【格闘する読売ウィークリー】より引用(本記事11/22 1:10現在削除されている)

いったいどうなっているのか

女子高生タリウム母親に飲ませたかと思えば、

今日は同級生の女の子を殺した疑いで高1の男子が逮捕

いったい、どうなっているのでしょう。

とても理解できません。

10年ほど社会部にいたので随分事件取材もやらされました。

警視庁記者クラブでは、

詐欺とか汚職などの知能犯を扱う捜査2課の担当だったせいで、

その後もそんな事件ばかり取材しました。

知能犯ですから、頭を使った犯罪なのですが、

動機はほとんどが「お金」。

その点では、大変わかりやすいのです。

理解不能と思った事件も、多くはありませんが、経験しました。

忘れられないのは、平成元年の「宮崎勤事件」です。

幼女4人の連続誘拐殺人

オウム以前の、戦後最大の事件かもしれません。

ビデオテープで埋まった宮崎勤の部屋の映像を覚えている方も多いと思います。

実は、事件後あの部屋に初めて入ったのは私です。

宮崎勤逮捕されたという一報で、

五日市町の彼の自宅に急行しました。

なんと、まだ警察官も来ていなくて、

3−4人の他社の記者が彼の両親を取り囲んで話していました。

そのうち、だれかが彼の部屋を見せてほしい、と言ったところ、

彼の父親はどうぞ、どうぞ。

母屋から彼の部屋には幅30センチほどの板が通路代わりに渡されていました。

幅が狭いので一人ずつ渡ることになり、

5,6人の記者じゃんけん

で、私が一番になった、というわけです。

部屋に一歩入ったときのことは忘れられません。

窓がなくて薄暗く、

四方の壁面がすべてビデオテープで埋め尽くされていたのです。

テレビビデオデッキが3−4台あったと記憶しています。

そんな部屋は見たことありません。

まさに「理解不能」でした。

おそらく、あの部屋の映像を覚えておられる方は、

あのビデオはみんな、アダルトとか盗撮とかロリータとかそんな類のものだと思っているのではないでしょうか。

実は違うのです。

大慌てで、ビデオタイトルを写したのですが、

ほとんどは「男どあほう甲子園」とか「ドカベン」といった、

ごく普通のアニメばかりでした。

その中に、おぞましい映像が入ったビデオも含まれていたのですが、

少なくともそれはごく一部だったのです。

なぜ、そういうイメージが伝わってしまったか、

については理由があります。

部屋の隅には、数十冊の雑誌の山がありました。

どんな雑誌ももちろん確認しました。

大半は、「GORO」「スコラ」です。

20代の男性としては、ごくごく普通でしょう。

その中に「若奥様の生下着」という漫画が1冊ありました。

ある民放のカメラクルーがそれを抜き取って、

一番上に重ねて撮影したのです。

それで、あの雑誌の山が全部、さらにビデオもほとんどがそういう類のものだという、

誤ったイメージが流れてしまったのです。

ま、犯した犯罪からすれば、そのくらいは誤解されても仕方がないかもしれませんが、

それでもやっぱり、事実とは違ったのです。

高校生逮捕の夕刊を見て、

そんなことを思い出しました。

(苦悶デスクこと・木村透)

確か数年前の民放ニュース番組でも同様の大罪を扱った特番があったような記憶もあるが、こういった記事を読んでも「こんな演出は良くあること」と言われる方も多いだろう。つい先日にもフジテレビ報道番組が「ヤラセ」で指摘を受け処分を受けていた。それだって「まぁどこだってやっている事だろう」と誰も重く受け止めはしなかった。それにしたって


ま、犯した犯罪からすれば、そのくらいは誤解されても仕方がないかもしれませんが、

それでもやっぱり、事実とは違ったのです。

で済まされるものではないと思うのだが。所謂現代における猟奇殺人・快楽殺人の「雛形」となったこの事件に関してそんな無責任な発言が許されるのだろうか。殺人という行為の責任は当然本人が全て背負うべきもので「親が育て損なった、学校がケアしなかった、周囲の人間が止めなかったのが悪い」等という理由で加害者の罪が許されることはないと考えている。その上で尚、それとは違うベクトルで、宮崎勤事件があれほどセンセーショナルでなければ神戸酒鬼薔薇事件以降幾つかの少年犯罪は「起きなかった」のではないかとすら思わずにはいられない。怨恨や営利目的等の何か即物的な問題解決方法としての殺人ではなく、「死」や「殺人」そのものに意味をおいた殺人行為として宮崎勤事件を確立させた大きな要因の一つが彼の「城」映像だったと思われる。少なくとも私にはあの部屋の印象はかなり大きい。もしそれが真に作られた映像であるならば(宮崎勤が異常殺人者であることは全く持って否定しないが)社会に対する影響は大きく異なっていたのではないだろうか。

因みにこの「格闘する読売ウィークリー」は競馬に関する記事で日経の記事を盗用したとかで本日の新聞各紙で取り上げられていた。その関係で当該記事は削除されていたがどさくさに紛れたのか今回引用した記事もいつの間にか削除されていた。前者と異なりこれに対するアナウンスは一切ない。まぁそうした扱いの記事なので何処までの信頼性を持ちうるのかは微妙なところではあるが。











真実ならとりあえず大塚英志宮崎学は腹を切って死ぬか、地獄の業火に焼かれるべきだと思いませんか?」

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