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譲治の華麗なる世界

大学受験・医学部の日常・趣味について書いてます

花粉症なので耳鼻科にお世話になったら・・・

こんにちは、譲治です!

寒さは和らぎ、すっかり暖かくなりました。ですが、ある問題が生じてます。

 

それは何か…??

 

花粉症です!

 

 

 

花粉症が辛すぎる

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僕は小さい頃からアレルギー性鼻炎を患っています。年に一回は必ず耳鼻科に行くようにしています。

僕が住んでいるアパートの付近には、耳鼻科が一つもありません。ですから、遠くまで行かなければならず一苦労でした。

 

今回の耳鼻科には初めて行きましたが、印象的だったので記事にしたいと思います!

 

お医者さんがお喋りでした

平日だったので全然混んでいませんでしたが、30分以上待ちました。なんでこんなに待つのかなーって考えてましたが、患者さん一人一人にかける時間が長かったからだと思う。。

 

待合室で座っていたら、やたらとオジサンの声が聞こえてきました。患者さんにしてはやけに喋るし、だからといってこんなに喋る医者もいないよな・・・

とか考えてたのですが、まさかまさかの声の主はお医者さんでした( *´艸`)

 

専門用語が豊富すぎて笑った

いざ診察室に入ると、初老のおじさんが座ってました。

自分の症状を軽く説明した後に、まずは鼻の中にスコープを入れました。

 

自分の鼻の中を見るなんて思ってもいませんでしたが、貴重な体験だったと思います。スコープで映し出された映像を見ながら、

「ここはキーゼルバッハ部位で、鼻血がよく出る所だよね」

など、説明を受けました。まるで医学部の授業を受けている感覚に陥りました(笑)

 

 

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疾患記事|耳鼻咽喉科いのうえクリニック|八幡山より、引用

 

スコープが終わった後、壁に貼ってある解剖図を指しながら説明を続けました。

「鼻は真ん中が鼻中隔で左右に分けられているよ。壁には上鼻甲介、中鼻甲介、下鼻甲介といったヒダがあるんだよ。」

 

 

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鼻(はな)とは - コトバンクより、引用

 

僕は解剖実習を既に終えているので、学習済みのはずです。だけど頭頸部は覚えることが多くて特に苦手でした。本来なら知ってなきゃダメなのですが、全く知らないふりして聞いてました。

 

アレルギーの薬についての説明もしてました。

「今回出す薬は、抗ヒスタミン薬ね。ヒスタミンは脳の神経伝達物質としても働くんだけど、アレルギーの原因にもなるわけ。この薬はねむけが起きるものがあるけど、そうじゃないものを今回は処方するから。」

 

あぁ~薬理学で学んだわ~。そういえばアレルギーの話ならヒスタミンが出てもおかしくないわな、って感じでした。

 

次から次へと大学の講義のような説明を受けたので、自分からも質問をしてみました。

 

鼻水や目のかゆみ以外にも咳の症状も出ていたので、そのことについて聞いてみました。

僕:花粉症で咳も出るようになるんですか?

医者:結局鼻がつまると、口で呼吸することが多くなります。通常はアレルギーを起こす物質が鼻で食い止められるけど、口で直に吸ってしまうと喉に付着して咳を起こすんだよね

僕:咳をしてもなかなか治らないんですが・・・

医者:咳はあまりやっても意味がないよ。咳を思いっきり強くすると腹圧がかかって、胃酸が逆流して胃を支配する迷走神経に刺激がいって、よけいに咳を誘発するようになるから。

 

( ゚д゚)ポカーン

 

いや、消火器の授業にも入っとるやん。。。迷走神経とか、大学の講義以外で初めて聞いた!

ここまで一度も突っ込んでいなかったけど、専門用語が豊富すぎませんかw

 

僕は医学生だからまだ理解できる部分がありました。というか逆に勉強になりました!

一般人の方に迷走神経とか言ってるのかなーって想像したらちょっと面白かったです。普通の人が聞いたら若干引きそう・・・?

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アレルギー検査をしたよ

何にアレルギーがあるか調べるテストも行いました。

アレルゲン(アレルギーを起こす物質)を腕に注射するのです。注射したのはスギ花粉とハウスダスト

 

注射してから5分ぐらいで痒くなってきて、気が付いたら蚊に刺されて腫れたような感じになっていました。やはり僕はアレルギー体質のようです。


アレルギー検査って、血液を採取して機械にかける方法もあるらしいです。その方がもつアレルギーを何種類も調べることができるそうです。だけど、お医者さんはそれについて否定的でした。

 

アレルギーがあると分かったからといってその食べ物を食べないとなると、食べるものがなくなってしまいます。ほとんどの食べ物でアレルギー反応を示す人もいるようですから。

つまり若干アレルギー反応を示したところで、気にせず食べていいから、検査する意味は無いとのことでした。

 

じゃあなぜ、血液をとってアレルギー検査をやるお医者さんがいるかというと、精密な検査が必要な場合を除いて大体はお金儲けのためだそうです。


アレルギー検査はあこぎな商売って言ってました。あこぎの意味は知りませんでしたが。アコースティックギターかな?みたいな。アコギなアコギ職人っているのかなって思ったり・・・(つまらないとか言わないでね☺)

 

最後に

インフルエンザの予防接種も良心的な値段でやっているらしく、患者思いの良い先生でした。具合が悪くなくても、その耳鼻科にまた行きたいぐらい!

 

あと、なぜお医者さんがやたらと専門用語を使って僕に説明してきたのか、自分なりに考えてみました。

最初の問診票みたいなやつに住所を書いたんですけど、僕は大学のそばに住んでいるんですよね。その住所をもちろん書きます。それを見たお医者さんが、

「あ、この子医学部キャンパス付近に住んでるなら医学生やんけw専門用語使っても大丈夫やなw」

って感じになったんだと思います。あくまでも予測だけどね。

以上です、ありがとうございました!