このサイトは、元々私の父が青春期に体験した海軍生活をまとめ、平成9年11月に近所の印刷所で製本したものを、翌年の2月に父が亡くなったてから後に、我が家のホームページの1コンテンツとしてWebに公開したものです。
私は昭和34年生まれで、戦後の苦労もほとんど知らずに育った世代です。
小さいころ父と一緒に風呂に入った時、軍歌を教えてもらったり、面白い当時のエピソードを聞いた記憶はありますが、この本の原稿を見るまで知らないことばかりでした。
私たちの一世代前には大変な時代があって、そして多大な犠牲の上に今がある。父は、私や孫たちにそんな思いを残したかったのだと思っています。
素人で上手な文章ではありませんが、体験した者にしか残せない記録なのかとは思います。また、記憶は美化して再構成されるものなので、描写の正確性はわかりませんが、当時の一若者の正直な回想ではないでしょうか。
今回サイトの説明文を省いてしまったところ、メールをいただいた方で私が著者と思われているようなので、あえて付け足しました。
そして、この度のサイト休止の告知に対する反響の大きさに、正直戸惑っています。 1月の総ページビューの3倍以上を昨日1日で記録しました。休止理由はいたって下世話なもので、心苦しい限りです。
当サイトをご覧いただいた方々、リンク紹介していただいた方々、長きにわたりご支援ありがとうございました。
また、ご感想のメールをいただいたにもかかわらず、返信せずに放置したことも多々あったことと思います。皆様のお言葉ありがとうございました。そして、不精なことで大変申し訳ありませんでした。改めてお礼とお詫びを申し上げます。
柴田 2016年2月3日