こんにちは、みやもです。
先日、ある女性からぼくを取材したいという連絡が入ったんですよ。
その人は、「直接会って話を聞きたい」と言ってきました。
しかし、彼女は東京の方だし、ぼくは石川県在住で「わざわざ石川県まで来て取材するメリットが彼女にあるか?」と率直におもったんですよね。
っで、案の定、その女性は「ぼくがまだ東京に住んでる」と勘違いしていました。笑
まぁ、知らなかったのは仕方ないとして、その後の彼女の一言にぼくは「この人の感覚はヤバイぞ(危険という意味で)」とおもったのです。
彼女は「それであれば東京に来た時、また教えてください」と言ってきたんですね。
「いやいやいや、そんな先まで持ち越す必要あるか!!
あなたは今、ぼくに取材したいとおもってわざわざ連絡してきたんですよね!!」
そう、ぼくは心の中で叫びましたよ。
今の時代ならスカイプやフェイスブックテレビ電話、LINEテレビ電話など直接話せるツールなんていくらでもあるじゃないですか。
彼女はその選択肢をはじめから無くしてるんです。
理由は簡単、「オンラインが不得意」というIT音痴な人がよく抱きがちな思い込みからです。
ぼくは思わず、「それは不得意なのではなくて、単に経験したことないだけですよね!」とツッコみそうになりました。
オンラインで話すのも、直接会って話すのも大差はない
ぼくは現在、50円人生相談というサービスをやってますが、これも全てオンラインで行っています。
また、これまで仕事のミーティングや打ち合わせもオンラインを中心で行ってきました。
その経験でおもうのは「オンラインで話すのも、直接会って話すのも大差はない」ということです。
その証拠に、50円人生相談では「お布施」を募集しているんですが、これは人生相談を受けてから「50円では安すぎる!」とおもった依頼者から追加でお金を口座に振り込んでもらうシステムです。
50円人生相談は開始してまだ2ヶ月なんですけど、これまでの最高額で15000円振り込んでくれた方もいるんですよ。
50円の人生相談にも関わらず、そこに15000円振り込むって相当な熱量がないと無理じゃないですか。
それをオンラインの相談で実現してしまってるワケです。
このことから、オンラインでも直接会うのと変わらないコミュニケーションが取れていることを証明していますよね。
ですから、誰かを取材するにしても物理的な距離の弊害があるのであれば、オンラインで取材する手段を選んでもいいのです。
ちなみに、ぼくはオンラインで取材した経験もあります。
「はてなブログ」を代表するトップブロガーで有名なヒトデさんも以前、オンラインでお話を聞いて記事にさせていただきました。
オンラインの取材でも、これくらい熱量のある記事が出来るという1つの例としてぜひ読んでみてほしいです。
オンラインで取材することのメリット
また、オンラインの取材は効率がとてもいいんですよ。
メリットを挙げるとこんな感じです。
- オンラインだから全国、全世界の誰とでも物理的距離関係なく取材ができる
- 本題に入りやすい。(直接会うとどうしてもはじめは余計な世間話をしがち)
- 隙間時間で取材が可能になるので、お互いの時間調整がしやすい
- 移動する手間と交通費がかからない
- カフェのお茶代(場合によっては食事代)がかからない
このようにオンラインの取材にすると移動による体力の消耗や余計な時間の消費、取材に伴う経費も削減されるのです。
もうメリットばかりじゃないですか。
しかも、前述したように直接会うのと変わらないくらいのコミュニケーションがオンラインでも可能なんです。
取材をオンラインにするだけで恐ろしく効率が良くなるんですよね。
現代では「人間同士は、直接会って面と向かってコミュニケーションするものだ」という風潮がありますが、その考え方も理解できます。
ただ、それだけでは物理的な距離がある人と交流することも、取材することもできなくなってしまいます。その距離を補完するのがインターネットの力なんですよね。
まだまだオンラインで取材する事例は少ないですけど、もっと主流になっていいことだとおもいます。
そうなれば全国の人を取材対象にできるワケで、取材の可能性がグッと広がるじゃないですか。
ぼくの今までの経験上、取材はオンラインでも全く問題ないですよ。
というわけで、今回取材の連絡をくれた女性にも「オンラインの取材を一回経験してみよう」とハッパをかけて、今度オンライン取材を受けることになりました。笑
取材だからといって必ずしも「直接会う必要はない」とぼくは伝えたいです。
そっちの方が様々な人たちの話を聴く機会ができますからね。
それでは今日はこのへんで。
わっしょい!