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ココッチィ

おもしろきこともなき世をおもしろく

2年前の2度目のパニック発作が狂気の沙汰だった

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昨日、相方スケさんの2年ぶり3度目のパニック発作について、記事を書きました。飛び降り自殺未遂。いや、マジこれ、笑えません。

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詳しい事は、こちらに書いています。いつになく神妙な文章です。

www.cheer-up.info

 

神妙になりすぎると落ちてしまいますから、今日はいつもの感じで書きたいと思います。

 

スケさんが飛び降り自殺を図ろうとベランダに走り、塀に両手を置いて上がり、右足をかけようとした瞬間に、思いっきりシャツの背中を引っ張り、ひきずり降ろしたんです。

 

ふたりして、ドッスンガッタン。尻もちをつきました。いってぇ。

 

必然的に、相方スケさんが私にのしかかるポジションでね。クッソこのデブが!なにしてくれとんじゃ!と思ったよね。重いんじゃ!つか、こえぇよ。

 

いきなりベランダまで走って、飛び降りかよ。

 

怖すぎる。無謀すぎる。これ、絶対、あの世で後悔するやつ。

 

 

今だから、こんな風に少しカジュアルに話ができますが、命がけでした。マジで。足がガクガクしました。そんな昨日の記事を読んでくださった方々から、温かいメッセージを沢山いただきました。本当に本当にありがとうございます。

 

 

 

実は、この5年間で、スケさんの自殺未遂はこれで3回目。ぶっちゃけ、今回よりも前回のほうが、ずっとずっと怖かった。

 

 

 

 

あれは、うつ病で休職する直前のこと。だから、約2年くらい前。今のマンションに引っ越す前の出来事。ふたりで同じ方向に出勤していたので、時々、車で行くことがあったんです。ほら、寝坊とかしちゃったりね。

 

 

相方のスケさんを途中で降ろすので、運転するのは私。たわいもない話をしながら、のんびり出勤していた。いや、出勤しているつもりでしたが、徹夜や残業続きのスケさんでしたから、身も心もひどく疲れていたんでしょうね。

 

 

そもそも、我慢をさせたら日本一じゃね?ってくらい、我慢をする人。小学校、中学校、高校と無遅刻無欠席。風邪でも発熱でも学校は子供の仕事と親に言われていたとか。当然、仕事もそのノリです。欠勤なんてとんでもない。どんなに辛くても頑張るんです。這ってでもいく意気込みです。真面目か!

 

 

そんなスケさんに、人生のらりくらりの私がポロリと「もう、そんなに仕事が辛いなら、辞めたらいいじゃん」その一言に、めっちゃキレて大声で怒鳴りだしたんです。

 

 

どうせ、誰の役にも立たないよ!部長には、いつもバカとかアホとか言われるし!!消えていなくなってやるよ!

 

こんな調子でわめきだした。我慢が爆発したってやつ。

 

 

元気に楽しく出勤と思っていたのに、めんどくせ~、これが私の本心でした。毎度毎度、こんなんじゃテンション下がるし、楽しくない。だから、助手席での大騒ぎを適当に対処しながら走っていました。

 

わかった、わかった。危ないから少し静かにして。と。安全運転が第一ですから。

 

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カタ・・・

 

というドアのロックを外す音がして、フワッと左側のドアが開いた。時速50キロで走行中です。3車線の真ん中です。スケさんが、そのまま左足から降りようとした。もう一度言いますが、普通に走行中です。

 

 

とっさに左手でスケさんの腕を掴み急ブレーキ!

 

 

どんなカーアクションだよ。隣の車線の車のボンネットにでも、飛び移る気ですか?スタントマンかよ。後ろの車もビックリです。おいおいおい、ここで急ブレーキふむ?って。絶対言ってるよ。マジで追突5秒前。

 

 

あのまま走行中に降りたら、どうなってたの?間違いなくひかれてる。

 

 

こんな意味不明の行動にでる時のスケさんって、なんか乗り移ってる顔してるんですよ。目がすわってるとでもいうのか。どうみても正気じゃない。ぞっとしますよ。

 

死ぬ!死ぬ!死ぬ!を繰り返す。

 

 

真ん中の車線に、ガス欠のように停車したままで、左のドアは半開き。そのドアを運転席から手を伸ばして、よいしょっと閉めた。

 

 

相方スケさんは、まだ乗り移ったようにわめいてる。もう、覚悟決めたよね。

 

 

あーーー、もう!!アンタ、マジうるさいっ!!仕事に遅刻するだろが、ボケ!!と怒鳴って、渾身の力をふりしぼり

 

 

パシーーーーン!!!

 

平手打ち。スケさんの眼鏡が車の窓から隣の車線に飛んでった。

 

正気に戻ったような、驚いたような、キョトンとしてるような、なんだかわからない顔のスケさんを乗せたまま、車を動かして、一番左の車線に移り、いつもスケさんが降りる場所で引きずり降ろして、私は仕事へと向かいました。

 

 

もちろん、淡々と書いてるけども、スケさんを降ろしてから、安心感からか、逆に震えがきたし。あの時、少しでも腕を掴むのが遅れたらと思うと、本当に怖くなりました。

 

 

でも、この時、気が付いたんです。相方のスケさんの自殺未遂は私のそばで行われるってこと。だから、パニックになった時は、できるだけ早く、離れるのが正解。危ないとか、止めてとか、そんなこと言いながら、近づくと火に油。

 

 

 

 

去年の11月にスケさんが追突事故に遭ったとき、追突したのか、追突されたのか、何がどうなったのか、わかりませんでした。ただ、スケさんがケガをしているという事だけ知らされて病院に行きました。

 

 

まさか、自殺?一瞬、そんなことが思い浮かんだけれど、人知れず自殺するような体質ではありません。彼は巨大な承認欲求からパニックになり、コントロールできなくなり未遂に走るのです。承認して欲しい人の前で。

 

 

だから、相方のスケさんがパニック発作を起こす原因が私にもあると思うのです。

 

 

そもそも、スケさんはアダルトチルドレンなんです。ミスターではありません、とお決まりのボケを書いたところで。

 

また、この辺りのことは、後日お話できたらと思ってます。どうぞ、これからも私達の行く末を見守ってください。お付き合いくださり、ありがとうございました。

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