たとえば交通法規の理解について、運転免許の筆記試験に合格できればよいと言えるし、なぜそういう法規になっているのか分析する必要はない。
ルールを知っていれば足りるのである。
比喩を展開させていくと話が逸れるし、車の運転と人生のハンドリングでは話が違うであろうから、この喩え話に沿って長々と述べることはしないが、ルールを知っていることと、なぜそういうルールなのか考察することは、物事への理解の次元としてまた別である。

個人差はあるにしても、女子は小さい頃は男子より利発である。
女子はあらかじめ社会のルールが身についた状態で生まれてくる。
これは不思議な事ではあるまいし、われわれの経験の仕組みそのものが脳内で作られるから、最初からわかっていて不思議ではない。
いわゆる直観の問題である。
外国語が翻訳可能なのは、たとえば動詞(動物のアクション)が決まりきっているからであろう。
アクションが同じだから、だいたい動詞は同じである。
もちろん他の品詞も同じことである。
認識の仕組みが同じだから、対象を表現する名詞も、その印象を叙述する形容詞も、だいたい同じなのである。

直観とは物事を自明性で捉えることである。
よく観察していれば、当たり前のことだらけであるし、それが直観である。
決して超能力ではなく、周囲をよく見て馴染んでいくだけである。

社会性ということについて、個人差はあるが、男子は試行錯誤が必要である。
説明されてようやく気づいていく。
女子は説明される前から直観で把握しているから、いろいろと見落としている男子が馬鹿に思えて仕方ないであろうし、世の中の仕組みについて、なぜそうなっているのかと思い悩む動機は乏しい。

津田大介やロンブー淳のように、女子のような直観の強さを持った男子もいるのだが、彼らは世渡り上手である一方で、やはり後半生はずいぶん馬鹿である。
説明されなくても社会のことがよくわかっているので、いろいろと考えて分析してようやく理解するという男子らしいプロセスは省かれている。

言うまでもないが、男子だから分析力があるわけではない。
直感力と分析力の両方が欠けていることもある。
自閉傾向のある男子は、直観の弱さを説明や分析力で補うべきなのだが、盲人が右往左往しているだけということもある。







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