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永遠の大学生になるために

アラサーリーマンが永遠の大学生気分を味わう日記。就職活動関連記事や、ネタ面白記事、カップルのお話、映画、漫画、ゲームなどを書いていきます。

PS2アーカイブスの名作25選を熱く紹介!

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はい、ウマキです。 

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PS2(プレステ2)のゲームアーカイブスのおすすめ作品25選を紹介します。

私の実家では、昔はリビングにしかテレビが無かった為、母と奪い合う様にテレビの前を独占し、ゲームに熱中していた事を今でも覚えています。

以下、選出基準です。

  • 2017年現在、PlayStationStoreにて配信されている、118作品が対象となります。(ゲームアーカイブスで配信されていない作品は対象外です。)
  • RPG、アクション、ホラー、シミュレーションなど、ジャンルは区別しません。(但し、格闘及びレースゲームについては、私の守備範囲外となります。)
  • 他機種にてリメイクされている作品についても選出しますが、順位は考慮します。
  • 現行機器のソフトと比較しても、ゲームシステムや、ストーリーなどで、劣っていない作品を優遇しています。

少々長いエントリーなので、以下のリンクから、途中の順位に飛ぶ事も可能です。

 

では、いってみましょう!

PS2ゲームアーカイブスおすすめ25選 

25位~21位

25位 グランディア 2

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グランディアシリーズの第2作目となります。光と闇の戦いをテーマにした物語で、万人受けしやすい前作とは異なり、主人公はかなり卑屈で現実主義者です。しかし、仲間と旅を進める内に、少しずつ主人公の過去が分かり、 また人間としても成長していきます。

エレナとミレーニアという、ダブルヒロインを採用した点も珍しいですが、それぞれのキャラクターの掘り下げやエピソードがやや不足している様に感じました。もう少し丁寧に行えば、更に世界への没入感が高まり、物語の感動が深まった為、シナリオの出来としては、及第点レベルでしょう。

ポリゴンは現行機種からすると非常に粗く、戦闘についても演出が長く、冗長に感じてしまう事が間々あります。

正直、現行機で他名作RPGが多数ある中、例えJRPG好きでも、現在本作品のプレイ価値はあまりないと思いますが、今でもファンがいる名作シリーズなので、興味ある方はチェックしてみましょう。

 

24位 ダーククラウド

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PS2初期に発売された、アクションRPGの佳作です。私は続編の『ダーククロニクル』の方が好きですが、そちらは現在PS2ゲームアーカイブスで配信されていない為、こちらを選出しました。

入るたびにダンジョンが自動生成される為、踏破した後も冒険を楽しむ事が出来、武器成長や、村を発展させる為のジオラマシステムなど、やり込み要素が膨大にあります。

しかし、ゲーム序盤は良いのですが、作業が単調になりがちで、終盤からカタルシスを感じる場面が少なくなった事は、マイナスとしました。

やり込み要素が多い分、それをプレイヤーが楽しく続ける為の、システムの作り込みが出来ていたならば、もっと良い作品になったと思うので、その点は惜しいゲームです。

 

 

23位 ブラボーミュージック

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選出するかかなり迷いましたが、PS2アーカイブスでリズムゲーが少ない為、今回選びました。 タイミングに合わせてボタンを押す、オーソドックスな音ゲーですが、ボタンの強弱の判定もある為、慣れるまで従来の音ゲーに慣れたプレイヤーほど、苦戦を強いられます。

正直本システムについては、私はゲームの爽快感に繋がっているとは、どうしても思えませんでした。ボタン強弱なしのモードもありますが、そのモードを搭載するのであれば、最初から強弱の判定を付けず、もっと別のシステムを実現した方が良いゲームになったと感じました。

私はクラシックが好きなので、色々な名曲を聴ける点を評価しましたが、現状アプリでも名作無料音ゲーが出ている中、本アプリのダウンロード価値は薄いと思います。

 

22位 アークザラッド 精霊の黄昏

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PS発出の名作RPGシリーズの続編です。本作品では、人間と魔族という、二人の主人公を主軸に物語は進行します。 

アークザラッドシリーズについては、2が一番名作と言われていますが、私はその2に比肩するほど、本作品のシナリオも素晴らしいと思いました。単純な勧善懲悪ではなく、種族が異なる者が共存するという事、そして正義とは何かをテーマとし、真正面からそれを描いています。

特に魔族側のダークのシナリオは秀逸で、キャラクターへの感情移入もしやすく、涙腺が緩むシーンや、深く考察させられるシーンが幾つもありました。

戦闘等のシステムは及第点程度の仕上がりで、やり込み要素も特に無い為、ゲームシステムを重要視する方には向いていないですが、物語を楽しみたい方は、是非ダウンロードしてみて下さい。旧作品との繋がりも殆どない為、旧作未プレイの方でも問題なくプレイ出来ます。

 

 

21位 塊魂

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ナムコ(バンダイナムコゲームス)が送る、名作アクションシリーズの第一弾です。塊を転がし、マップ内の障害物や、人、果ては建物まで、何でもくっつけ、制限時間内に目標サイズ以上の塊を作り出します。

システムは非常にシンプルで、操作は簡単ですが、パズル要素がふんだんに含まれており、時間を忘れて熱中出来ます。

元々本作品については、発売当初はその独特過ぎるゲームシステムに対し、ユーザーが敬遠し、売り上げが振るわなかった様ですが、口コミで徐々に人気が広まり、シリーズ化にまで至りました。

単純に転がして、巻き込む事に、プレイヤーがカタルシスを感じるのかは、プレイしてみたら分かるはずです。ステージ制の為、スキマ時間に楽しめる為、最近のゲームに疲れてしまった人は、気晴らしにプレイしてみましょう!

 

20位~11位 

20位 ドラゴンフォース

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セガが送る名作戦略シミュレーションRPGです。

元々セガサターンで発売されていた作品のリメイク版となり、 8人の君主から1人を選択し、大陸統一を目指します。

グラフィックは移植作品の為、かなり粗く、今回選出したゲームの中でも最低ランクですが、それでもゲーム性には、やはり光るものがあります。

最大100人対100人の戦闘はかなり熱く、少数にて多勢の敵を撃破出来るなどの戦略性もあります。大人数戦闘と言うと、複雑なシステムを連想しがちですが、中学生でも理解出来るシンプルな操作性も評価しました。

難易度はSRPGの中でも易しい部類に入る為、現在私がプレイし直すのであれば、もう少し難易度が高い方が歯ごたえを感じるかもしれません。

 

19位 蚊2 レッツゴーハワイ

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プレイヤーは蚊になり、人々の血を吸うゲームです。コンセプトはかなりおバカですが、中々良く出来た、アクションゲームの佳作です。

ステージ制になっており、一定の吸血量を達成する以外にも、人間のツボを探し不健康ポイントを解消するなどのシステムもあります。正直後者については、やや面倒と感じましたが、その点はプレイヤーにより受け取り方が変わると思います。

蚊をモチーフにしている為、基本的に攻撃を喰らった場合は一撃死なので、ゲーム中はスリリングなプレイを満喫する事が出来ます。

ネタ要素満載で、親父との決戦では隕石が出てきたりしますが、そのような点も含めて、バカゲーとして楽しめる方であれば、ダウンロード価格以上の価値は十分にあると思います。

  

18位 幻想水滸伝 3

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幻想水滸伝シリーズの3作目です。本シリーズは、2作目が非常によく出来た作品ですが、本作品も中々の秀作なので、今回選出しました。 

世界観の練り込みは良く、シナリオも単純な勧善懲悪ではない深いものでした。また本ゲームの特徴として、3人の主人公を軸に話が進みます。当初は各々目的が異なる3人が、シナリオが進むに連れ、次第に重なり、物語の核心に迫ります。

上記システムは良いと思ったのですが、終盤はやや駆け足な為、物語の印象が薄くなってしまった点が惜しいです。もう少し丁寧に掘り下げれば、また違った印象を持ったかもしれません。

総じて、大きな可もなく不可も無く、PS2RPGの佳作と呼べるゲームでした。

もし、本シリーズ未プレイの方がいましたら、是非、幻想水滸伝2をまずはプレイして貰いたいです。きっとその秀逸な物語と、個性豊かなキャラクターに涙腺が緩んでしまうはずです。

 

17位 ロックマンX8

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長く続くロックマンXシリーズの最新作です。グラフィックは3D描写ですが、基本的には2D感覚で楽しむことが出来ます。 

パーツをプレイヤーの好みに応じて選択出来たり、今までのシリーズには無かった、強化アイテムの購入等のシステムがあるなど、キャラクターの成長を楽しむ事が出来る点は評価しました。

難易度もバランス良く調整されており、堅実な作りの作品です。ゲームアーカイブスで2Dよりのアクションを探している方は、是非チェックしてみましょう。

 

16位 BULLY(ブリー)

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ベセスダ・ソフトワークスが送る、学園箱庭ゲームの傑作です。全寮制の学校に放り込まれた、主人公ジミーを操作します。

GTAと違い、学園生活を描いている為、過激な表現が少なく、殺人などが許容されている訳でも無いです。その為、ゴア表現を期待している方にとっては、やや物足りなく感じるかもしれませんが、私は一つのゲームとして十分に満足出来ました。

おバカ要素も多い為、自由な世界で、好きな様にいたずらを楽しんでみたい方は、是非一度プレイしてみて下さい。

 

15位 Grand Theft Auto: San Andreas(グランド・セフト・オート・サンアンドレアス)

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オープンワールドゲームの傑作です。グランド・セフト・オートシリーズの第5作目に当たり、前作『バイスシティ』より、遥かに自由度が増し、マップも広大になっています。

本シリーズらしく、基本的にプレイヤーが思いつく大体の事は出来ます。犯罪に走り、意味も無く破壊と殺戮を繰り返しても良いですし、車で好きなように出かける事も出来ます。ギャンブルを楽しむのも、ジムに通うのも、あなた次第です。

乗り物も、武器も前作とは比較にならないほど増加しており、私は本作でオープンワールドの楽しさを知りました。

本作品単体で評価するのであれば、もっと高順位でも良かったのですが、既にスマホアプリに移植されている点を考慮し本順位にしました。

また、本作と前作『バイスシティ』 どちらを購入するか迷った場合は、私は本作品を推奨します。

 

14位 メタルスラッグ コンプリート

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2Dアクションゲームの名作シリーズ、メタルスラッグのナンバリングタイトルを7作品詰め込んだ、コンプリート版です。

ゲームセンターのアーケードコーナーで一度は本作品のどれかを目にした事があるのではないでしょうか。2Dドット絵が信じられないほど滑らかに動き、派手なアクションも加わって、爽快感は抜群です。

もし、メタルスラッグ未プレイの方であれば、是非本作品のダウンロードを検討してみましょう。低価格で名作シリーズを網羅的に楽しめる点を評価しました。

 

13位 探偵 神宮寺三郎 Innocent Black

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神宮寺三郎シリーズの第8作目に当たる、ハードボイルドアドベンチャーゲームです。BGMやテキストは相変わらずセンスが良く、そこはかとない哀愁が漂います。

旧作品より、陰鬱でダークな雰囲気を持ち、シナリオも重いものになっています。本作品は長く続くシリーズの為、シリーズファンと初見の方で、随分ゲームの印象が変わって来るため、順位には悩みました。

私はラストの展開がどうしても腑に落ちませんでしたが、それ以外の点は十分に満足出来るAVGだと思います。

硬派で、良質の推理小説を読んでいる様な体験をしてみたい方は、是非一度トライしてみましょう。旧作をプレイしていた方が、よりキャラクターに感情移入出来ますが、本作から初める事も十分可能です。

 

12位 アカイイト

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私以上に、姉がはまっていた作品です。 ホラーアドベンチャーゲームの隠れた名作とも言える作品でしょう。

ノベル形式のゲームであり、エンディングは32種類と非常に膨大な数が用意されています。百合要素を含んだ作品ですが、肉体的なものでは無く、精神的な繋がりなので、目をひそめる様な展開や表現は多くはありません。

※比喩や暗喩を含んだイラストや表現は多少ある為、過剰に反応を示してしまう方は、プレイの際は十分注意して下さい。

イラストや、設定から軽い物語を想像しがちですが、シナリオは重厚で悲哀を含んだもので、製作者の深い考察が随所に見える素晴らしい出来のものでした。姉がプレイしているのを横で見ながら、二人で涙目になっていた事を今でも覚えています。

恋愛シミュレーションが好きで、百合も許容出来る方であれば、是非プレイしてみて下さい。妖しく、切ない世界がきっとあなたを待っています。

11位 絶体絶命都市

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アイレムが送る、サバイバルアクションアドベンチャーのゲームの力作です。

サバイバルと言っても、基本的には決められた道筋をたどるゲームで、シナリオもきちんとあります。アドベンチャーとしては、それで問題無いかも知れませんが、サバイバルというのであれば、もう少し自由度が欲しいとプレイしていて思いました。

グラフィックはPS2作品の中でもかなり粗い部類に入るので、その点は我慢するしかないでしょう。また、所々、ネタ要素が散りばめられており、元ネタを知っている方であれば、クスッと笑えるシーンが幾つもあります。

シナリオについては、今回発生した災害には、実は裏があり・・・、と言う流れでしたが、正直その物語進行がゲームの面白さに繋がっているとは思えませんでした。色々と粗が目立つ作品ですが、初見プレイ時の緊張感は中々大きかった為、惜しい佳作とも言えます。

シリーズ未プレイの方は、まずは試しにインストールしてみるのも良いでしょう。

 

10位~1位

10位 ダイナマイト刑事

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セガが送る、バカゲーアクションの秀作です。元々アーケードで展開されていた作品なので、ゲームセンターで見かけた事がある方もいるのではないでしょうか。

ネタ満載で、拳銃以外にも柱時計や、モップなど、何でも使い敵を撃退していきます。しかし、見た目のおバカさとは裏腹に、難易度はかなり高く、アクションに慣れていない方であれば、ハードルを高く感じてしまうでしょう。

粗が目立つ作品ではありますが、バカゲー好きな私にとっては思い入れの深い作品なので、本順位にしました。頭をからっぽにして楽しめるアクションゲームなので、PS2ゲームアーカイブスでアクションを探している方は、是非チェックしてみて下さい。

 

9位 サルゲッチュ3

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アクションゲームの秀作です。サルゲッチュシリーズの3作目のナンバリングタイトルになりますが、非常に丁寧に作られており、捕獲アクションを存分に楽しむ事が出来ます。

スペクター率いるピポサル達が乗っ取った、テレビ局の放送を止める為、主人公達はガチャメカを手に、ピポサルの捕獲を試みます。舞台がテレビ局の為、非常に多種多様なステージが用意されており、またサルシネマなどのピポサルの寸劇があるなど、新要素も多いです。

本作品では、プレイヤーの新しい特殊能力として、変身が可能となり、より多彩なアクションで柔軟なプレイを満喫する事が出来ます。また、クリア後のミニゲームである、メタルギアソリッドを捩った、『メサルギアソリッド』もオマケとは思えないほど素晴らしい出来でした。

子どもから大人まで楽しむ事が出来る、PS2アクションゲームの決定版とも呼べる作品です。シリーズタイトルですが、本作品からプレイしても全く問題ない為、初見の方は、是非チェックしてみて下さい。

 

 

8位 風雨来記

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実写背景を利用したアドベンチャーゲームの隠れた名作です。旅ゲーの元祖と言われており、PSにて発売された作品のリメイク版になります。に主人公はルポライターとして、北海道を取材し、様々なイベントに遭遇します。

移動モードとアドベンチャーパートの2種類から成り立ち、広い北海道を本当に旅しているかの様な不思議な感覚に陥ります。また、ヒロインとの切ないラブストーリーも魅力的で、喪失をテーマとした素晴らしいシナリオを堪能出来ます。

ハッピーエンドしか許容出来ない人にとっては、少々プレイを進める事が難しいかもしれませんが、私は今でもプレイし直したいと思うほど、物語の演出力に酔いしれました。

昨今の美麗グラフィックスに慣れたプレイヤーでも、きっと心の琴線を強く掻き鳴らすされるはずです。

仕事で疲れている方は是非プレイしてみて下さい。あなたを北海道へ優しく誘ってくれるはずです。

 

7位 うたわれるもの 散りゆく者への子守唄

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アニメ化もされ、大人気になった作品です。本作品は元々PCゲームとして発売されていたゲームを、コンシューマー向けにリメイクしたものになります。

アドベンチャーパートと戦闘パートから成り立ち、戦闘はシミュレーション形式にて行われますが、オーソドックスなシステムを採用しており、難易度は高くありません。ゲーム性の部分に関して言えば、魅力的な点はなく、凡庸な作品であると言えます。

本作品の売りは、やはり、個性豊かな魅力的なキャラクター達が奏でるストーリーであり、伏線に富んだ緻密なプロットにあると思います。世界観そのものが壮大な伏線になっていた事に、私はプレイ中息をのんで驚きました。

ストーリー重視の方であれば、もっと上位にランクインさせてもおかしく無い作品ですが、やり込み要素がほぼ無い点、戦闘が簡単過ぎる点を考慮し、本順位にしました。

 

6位 SILENT HILL4 THE ROOM

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私の大好きなホラーゲームシリーズの第4作品です。私は本シリーズでは『サイレントヒル2 最期の詩』が一番好きですが、そちらはPS2ゲームアーカイブスでは配信されていなかった為、本作品を選出しました。

アパートの1室に住む主人公ヘンリーは、部屋から外へ出る事が不可能になってしまいます。その後、部屋に突如空いた穴から、脱出を試みますが、そこは異世界へと繋がっていました・・・。

ゲームをプレイしていて、段々と精神を浸食されてくる様な錯覚に陥るのは、本ゲームならではです。また、登場するクリーチャーに関してもグロテスクな形態のものが多く、人によっては、強い嫌悪感を示す場合もあります。

ライトや、ラジオの廃止など様々な面でシステムを変更しており、シナリオ展開やキャラクターについても、往年のサイレントヒルファンでは受け付けない方もいますが、私としては、一つの独立した作品として、十分に恐怖を堪能する事が出来ました。

他作品とは繋がりも無い為、本シリーズ初プレイの方でも、十分なほど恐怖を体験する事が出来ます。もし、本ゲームに満足したならば、是非『サイレントヒル2 最期の詩』もプレイしてみて下さい。

 

5位 デメント

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カプコンが送る、ホラーゲームの隠れた名作です。主人公の少女フィオナは、普通の人間の為、精神異常の追跡者から、基本的に逃げる事しか出来ません。

ゲーム中には静かな狂気が蔓延しており、追われる恐怖を常に感じる事が出来ます。昨今のホラーゲームもどきのTPSには無い、汗が滴り、動悸が速くなる様な、真のホラーを演出できていた点は、大きく評価しました。

謎解きも歯ごたえがある難易度で、現れる敵に怯えつつ、なんとかクリアしていく様はまさしくホラーゲームの醍醐味と言えるでしょう。

相棒の犬、ヒューイについては、信頼度が低い内は言う事を聞いてくれませんが、段々と本当のパートナーの様な振る舞いになり、狂気の世界の中で、唯一の光明になってくれます。

ホラーゲームファンには、必ずプレイして貰いたい作品です。是非ご賞味あれ。

 

4位 グリムグリモア

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戦略シミュレーションゲームの傑作です。『オーディンスフィア』など名作2Dアクションを手掛ける、ヴァニラウェアが開発を担当しています。

主人公リレは魔法学校に入学してから5日後に災厄に見舞われ、訳も分からぬまま、時間を逆行します。彼女は、繰り返される5日間を抜け出すため、事件の究明に当たります。

魔法書から召喚したユニットを使役して、リアルタイムで戦闘を行います。RTSゲームとしては、非常に良く練り込まれた力作です。チュートリアルも完備されており、初心者の方でも、無理なくゲームに入る事が出来ます。

また、シナリオも素晴らしく、複雑に交錯したキャラクターの思惑を一つ一つ紐解いていく内容に、先が気になりプレイの止め時が掴めませんでした。

本ジャンル初プレイの方も、敬遠せずに是非一度触れてみて下さい。きっと2Dの美しく荘厳な世界があなたを待っています。 

 

3位 ブレス オブ ファイア5 ドラゴンクォーター

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ブレスオブファイアシリーズの5作目になりますが、ナンバリングタイトルの中でも特に異彩を放つ問題作です。高すぎる順位かもしれませんが、少しでも多くの方にこのゲームを知ってもらいたいという願いを込め、本順位にしました。

今までの世界観とは打って変わった、陰鬱で凄惨な雰囲気の漂う近未来の地下都市を舞台とし、主人公リュウはヒロインニーナを連れ、ひたすら空を目指します。

シナリオは『SOL(シナリオオーバーレイ)』という特殊なシステムを導入しており、周回を重ねる毎に、今まで見れなかったエピソードが追加され、物語の全貌が見えてきます。

深く考察され、設計された舞台が本当に素晴らしく、空を目指すというシンプルなプロットですが、それぞれの登場人物の葛藤が上手く描かれており、至宝のシナリオに仕上がっています。 自身の肉体を賭し、ぼろぼろになりながらも、それでも空を目指すリュウに私はひたすら心を打たれました。

旧シリーズに慣れた方ほど、本作品は異色に映り、違和感を感じやすいと思いますが、意欲的な様々なシステムや、悲哀が混じる極上のシナリオは、RPG好きには是非一度体感して貰いたいと思いました。

 

2位 SIREN

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サバイバルアドベンチャーの傑作です。実況動画などでも良く取り上げられている為、一度は目にした事がある方も多いのではないでしょうか。

リアルな恐怖を売りにした作品であり、その完成度は抜きん出て高く、製作者の狂気とも言える拘りに、戦慄を覚えました。

旧来のホラーゲームの様に敵を殲滅するような事はなく、相手の視界をジャックしながら、戦闘を避け、隠れながら進みます。主人公達は生身の人間の為、走れば息切れしますし、相手の攻撃を受ければ致命傷です。

モーションキャプチャーを使ったキャラクターのリアルな挙動にも拘っており、プレイ中、本当に、自身がゲーム舞台である羽生蛇村に迷い込んだ錯覚を受けるほどでした。

アクションゲームが得意な私も、かなり苦戦するほど高難易度ですが、その分他のホラーゲームには無い、ひりつく様な濃密な恐怖を、存分に体験する事が出来ます。

ジャパニーズホラーを扱った作品では、本作以上のソフトはまだ発売されていない為、ホラーファンで未チェックの方は、必ずプレイする事をおすすめします。

 

1位 ロマンシング サガ ミンストレルソング

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毎回1位作品については、悩みますが、本作品はスクウェア・エニックスが送るサガシリーズの中でも非常に気に入っている作品なので、今回選出しました。

SFCで発売された『ロマンシング・サガ』のフルリメイク作品になります。発売当初はキャラクターの投身を受け入れられない人が多く、物議を醸しましたが、たったそれだけの点で本作品をスルーしているのは本当にもったいないです。

サガ独自のフリーシナリオには更に磨きがかかり、より深いものになっています。戦闘についても連携が楽しく、骨太な難易度も相成り、ファンタジー世界にどっぷりと浸る事が出来ました。

また、BGMも秀逸で、特に山崎まさよしが担当するオープニングテーマは、何度聴いたか分からないほどリピートしました。 

私はサガシリーズの中でも、本作品は随一の出来だと思います。フリーシナリオシステムが初めての方も、是非一度トライしてみて下さい。きっと自由で素晴らしい冒険の世界があなたを待っています。 

 

選外

以下のゲームについては今回のランキングからは選外としています。 

  • 無双シリーズ

無双については、ハードの性能に非常に大きく依存するゲーム性の為、今回は選外としました。大量に出現する敵を殲滅していくシステムは、ハード性能が良いほど爽快感が増すため、PS2で無双をやるよりも、出来ればPS4で無双ゲームをプレイした方が、私はカタルシスが得られると感じたからです。 

 

まとめ

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

もし、このエントリーを読んで頂けた方の中で、1作品でも気になるソフトがあれば、これ以上嬉しい事はありません。

PS2ゲーム全てが対象であった場合、本ランキングは大きく順位が変わると思いますが、今回は、アーカイブスのみ対象としたので、その点はご了承下さい。

PS2ゲームアーカイブスについては、現在PlayStationStoreより順次配信されているので、また、新たな作品が追加されたら、本エントリーについても追記します。

 

皆さまの良いゲームライフを祈って。

 

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ウマキ