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マイクロソフトを語る偽警告がWebページ閲覧中に表示される事例 ~マイクロソフトが注意喚起
Webブラウザーを閉じられなくなり、特定の番号に電話するよう促される
2017年4月27日 06:00
日本マイクロソフト(株)は26日、Webページの閲覧中にマイクロソフトを語る偽の警告画面が表示される事例があることを報告し、注意を呼びかけた。
同社によると、WebブラウザーでWebページを閲覧していると“マイクロソフトセキュリティアラーム・support.microsoft.com”を名乗る偽の警告画面が表示され、Webブラウザーを閉じるなどの操作が行えなくなるという。警告画面には、セキュリティ対策のために特定の番号に電話するよう案内が記載されているとのこと。
もちろん、この警告画面はマイクロソフトとは無関係で、記載されている内容は事実でないため、同社は絶対に電話しないように注意している。偽警告画面が表示された場合は、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを押して「タスクマネージャー」を起動し、Webブラウザーのタスクを強制終了させることで、閉じることができるという。
偽警告画面に表示される内容の一部として、同社は以下のような文言を挙げている。
- 『あなたのPCはブロックされました』
- 『当社に今すぐお電話ください』
- 『この重要な警告を無視しないでください』
- 『お使いのPCからウイルスとスパイウェアを検出しました』
これらの文言に近い内容の警告画面が表示された場合はすぐに画面の指示には従わず、上記の方法などでWebブラウザーを終了することをお勧めする。