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 中国共産党機関紙の人民日報は17日、文化大革命の発動50年に際した論評を掲載した。文革を否定した1981年の党の決議を「正しい結論」とし、文革が「理論と実践の上で完全な過ちだった」と強調。歴史を巡る党や国内の対立を戒め、習近平(シーチンピン)国家主席の下での団結を訴えた。

 論評は人民日報の4面に掲載され、習指導部の文革に対する姿勢と評価を初めて鮮明に打ち出した。

 共産党は81年の決議で、文革を「党と国家、人民に深刻な災難をもたらした内乱」と総括した。論評はこの決議が「揺るぎない権威を備えている」とし、「文革が理論と実践の上で完全な誤りだったことは、歴史が十分に証明している」と断じた。

 一方で、「文革の間違った理論と実践は、その間の歴史そのものと区別される」べきだとし、文革の否定を共産党の否定に結びつけるのは「間違った観点だ」と強調。党と全国の人々が習氏の下で「一致団結」するよう訴えた。

 66年に文革が始まって50年…

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