2015年05月26日
仏壇と盆栽と文楽と/2015年5月21日東京
久しぶりの東京出張。
仏壇店で修理と、盆栽園を訪問して、
締めは久しぶりの国立小劇場「文楽」鑑賞へ。
銀座のど真ん中の高級仏壇店で、弊社製作の仏壇の修理。
塵一つないショールームの片隅で、照明部分の取り替え。
店長さんが慣れた手付きで補助役に回ってくれるので超緊張した。
銀座の喫煙場所ともいえるミニ公園で、中華弁当を買って昼食。
こういう場所って、99%が男性の溜まり場だ。
午後は盆栽界の異端児&第一人者小林圀雄氏が
10億円かけて作ったと言われる「春花園BONSAI美術館」へ。
美事な盆栽の数々もさることながら、盆栽を乗せる卓や棚に興味有り。
紫檀黒檀などの貴重な材、唐木工芸品が用いられ、
なおかつ年代物が価値を持つといわれている。
とても手が出る世界ではないけれど、園内独り占めして堪能した。
夕方は、文楽を観に国立小劇場へ。
・大仕掛けの活劇時代物「祇園祭礼信仰記」
・きめ細やかな心中物「桂川連理柵」(れんりのしがらみ)
2時間づつの大作、2本の出し物で¥6,700は安い!
そして、熟練した日本の名人芸は何度見ても素晴らしい!
金が家が国が宗教が、個人の自由や夢を押しつぶす世の中を、
人形と浄瑠璃が哀憐たっぷりに歌い上げる。
人の生き死にが意地や義理、名誉やしがらみで左右される社会。
仇討ちも心中も特攻も、死を美化する倒錯的傾向とも言われるけれど、
こうした洗練された様式美で表現されると、感動以外の何ものでも無し。
帰りの新幹線。
しゃべくりおばちゃま軍団の隣に座ってしまった。
彼女たちの奇声が子守歌となって、静岡まで夢うつつ状態だった。
仏壇店で修理と、盆栽園を訪問して、
締めは久しぶりの国立小劇場「文楽」鑑賞へ。
銀座のど真ん中の高級仏壇店で、弊社製作の仏壇の修理。
塵一つないショールームの片隅で、照明部分の取り替え。
店長さんが慣れた手付きで補助役に回ってくれるので超緊張した。
銀座の喫煙場所ともいえるミニ公園で、中華弁当を買って昼食。
こういう場所って、99%が男性の溜まり場だ。
午後は盆栽界の異端児&第一人者小林圀雄氏が
10億円かけて作ったと言われる「春花園BONSAI美術館」へ。
美事な盆栽の数々もさることながら、盆栽を乗せる卓や棚に興味有り。
紫檀黒檀などの貴重な材、唐木工芸品が用いられ、
なおかつ年代物が価値を持つといわれている。
とても手が出る世界ではないけれど、園内独り占めして堪能した。
夕方は、文楽を観に国立小劇場へ。
・大仕掛けの活劇時代物「祇園祭礼信仰記」
・きめ細やかな心中物「桂川連理柵」(れんりのしがらみ)
2時間づつの大作、2本の出し物で¥6,700は安い!
そして、熟練した日本の名人芸は何度見ても素晴らしい!
金が家が国が宗教が、個人の自由や夢を押しつぶす世の中を、
人形と浄瑠璃が哀憐たっぷりに歌い上げる。
人の生き死にが意地や義理、名誉やしがらみで左右される社会。
仇討ちも心中も特攻も、死を美化する倒錯的傾向とも言われるけれど、
こうした洗練された様式美で表現されると、感動以外の何ものでも無し。
帰りの新幹線。
しゃべくりおばちゃま軍団の隣に座ってしまった。
彼女たちの奇声が子守歌となって、静岡まで夢うつつ状態だった。
Posted by kittsan at 08:40│Comments(0)
│旅の事