春眠暁を覚えたくないぐらい毎日眠たくてしょうがない苦労詐欺だ。
適度に仕事を消化しては適度に仕事を貯めるを毎日繰り返しているのだが、たまに暇になるな。
以前、雑記ブログかTwitterのどちらかで言った気がするけど、集中して仕事すれば大体半日で消化できるんだよね。
就業時間を短くしていけば、日本でも生産性が向上するんじゃないかって勝手に思ってる。
そんな、毎日忙しい僕が今回紹介するのは、SEOに役立つ情報を取得してくれるScreaming Frog SEO Spider(以下SEO Spiderに略)
以前サイトマップに関する記事を書いた時にimage sitemapの作り方を書いたんだけど、今回はソフトそのものの使い方を教えるよ。
Screaming Frog SEO Spiderとは?
Screaming Frog SEO Spiderは無料のSEOツールで、URLを入力することでそのサイトのメタ情報やアウトリンク・全URL等を一覧化してくれるツールだよ。
開発提供しているのはイギリスのScreaming Frogって会社だよ。
イギリスの会社が制作しているもので、日本語対応していなから、基本的には英語なんだけど、難しい英語は使っていないから心配しなくても大丈夫。
基本的には無料で使えるツールなんだけど、以下の2点が有料となっているよ。
・オプションの一部
500ページ以上になるサイトは早々ないだろうし、オプションも無料のやつで十分なのでほぼ無料で使うことができるツールだと思う。
サイトのSEO情報が一括取得できてサイトマップまで作れるという個人的にはかなり優秀なんじゃないかと思うツールだね。
蜘蛛なのか、蛙なのかよくわからない名前だな~
蛙が作った蜘蛛って感じかしらね。
余計にわけがわからん…蜘蛛ってことは対象サイトを網羅してるってイメージなのか?
そんな感じだと思うわよ。
対象サイトのSEOに関する部分を網羅してくれるツールって認識でいいわよ。
イギリスの会社が開発・販売しているから基本英語だけど、簡単な英語しか使われていないよ。
読み込みページ数が500以上と一部オプションが有料になってるけど、ほぼ無料の機能で十分だよ。
SEO SpiderはSEO関連情報を一覧化してくれるよ
前項でも書いたけど、SEO SpiderはサイトのURLを取得することで、メタ情報・アウトリンク・全URL等を一覧化してくれるよ。
どんなことを一覧化してくれるのか、↓にまとめたよ。
タブ名 | 内容 |
---|---|
Internal | サイト内全ファイルのURLやファイルタイプ一覧 |
External | 取得したサイトから外部サイトへのリンク一覧 |
Response Codes | 404エラー・リダイレクトの有無や読み込みスピード |
Page Titles | ページ毎のタイトル一覧 |
Meta Description | ページ毎のディスクリプション一覧 |
Meta Keywords | ページ毎のキーワード一覧 |
h1 | ページ毎のh1内容一覧 |
h2 | ページ毎のh2内容一覧 |
images | 画像ファイルのURL一覧 |
Directives | 検索エンジンへの指示関連一覧 |
※ツール内のタブでそれぞれ表示切り替えが可能になっているよ
この他にもタブがあっていろいろな情報が一覧化されているんだけど、今回はSEO的に関係のありそうな項目のみに絞ってあるよ。
特にページ毎のタイトル・ディスクリプション・h1あたりはおかしな設定になっていないかどうか確認するのに便利だと思うよ。
設定したメタタグが反映されているかどうか確認できるのいいな。
有名なSEO高屋やSEOチェキでもページ内のメタタグを確認することはできるわね。
ただ、このSEO Spiderなら全ページのメタタグ設定が一目で分かるからより便利ね。
よく見たら、文字数まで表示されてなかなかの親切設計だな。
ページがページ名ではなくアドレスでしか表示されない点だけがちょっと不便ね。
全ページのタイトル・ディスクリプション・キーワード・h1の設定をまとめて抽出してくれるから、各ページの設定を一度に確認することができるよ。
ページ名ではなくアドレスでの表示なっているからそこは注意が必要だよ。
SEO Spiderの基本的な使い方
SEO Spiderの基本的な使い方はそんなに難しくなくて、調べたいサイトのURLをツール内の検索窓に入力して、横にある「start」のボタンをクリックするだけだよ。
すると、右側に進捗状況が分かるような%と棒グラフみたいなのが出るから、それが100%になったら完了だよ。
あとは、ツール内のタブを切り替えれば、指定したサイト内の一覧化された様々な情報を見ることができるよ。
ちなみに500ページを超えているサイトだと英語で「500ページ超えてるよ」っていうポップアップが表示されるよ。
サイトのURLを指定すればいいだけだから、自サイトではなく他の人のサイトもURL指定で内部を見れちゃうよ。
他のサイトが各ページのメタタグをどうやって設定しているのかとかがわかっちゃうよ、
他の人がメタタグをどうやって設定しているのか参考になったりするよ。
他の人がメタタグの設定をミスってるのもわかるわけだな。
知り合いなら一応教えて上げなさいよ。
敢えて教えないで、奴らが落ちていくのをゆっくり高みの見物するのさ
こうゆうやつに限って、本人がミスしてたりするのよね。
URL指定でできるから、自サイトだけでなく、他の人のサイトのメタタグ設定なんかも見ることができるよ。
知り合いがミスしてたら教えて上げれるような人が、何においても成功する人だと僕は思うよ。
Overviewを使えば条件を絞って抽出できるよ
SEO Spiderには、タブごとに特定条件を指定して抽出する機能がついてるよ。
画面内右サイドに表示されている「OverView」内から該当タブ内の条件項目を指定すれば、その条件に合わせたものが抽出されるよ。
タブごとに合わせて条件が用意されていて、その中から見たいものを指定するだけだよ。
今回は例としてディスクリプションの項目内容一覧を掲載しておくよ。
項目名 | 内容 |
---|---|
All | 全て表示 |
Missing | 未設定のものを表示 |
Duplicate | 重複しているものを表示 |
Over 156 Characters | 156文字以上の文章が設定されているものを表示 |
Below 70 Characters | 70文字未満の文章が設定されているものを表示 |
Over 930 Pixels | 930ピクセル以上の文章が設定されているものを表示 |
Below 400 Pixels | 400ピクセル未満の文章が設定されているものを表示 |
Multiple | 1ページ内に2つ以上ディスクリプションが設定されているものを表示 |
SearchConsoleの「HTMLの改善」と似たような情報が表示されるようになってるね。
こういった項目がタブごとにそれぞれ指定できるようになってるよ。
「HTMLの改善」だと表示されるまでに時間がかかるし、修正して反映されるまでにも時間がかかっちゃうよね。
先にSEO SpiderのOverViewの機能を使って調べて修正しておけば、「HTMLの改善」に表示もさせることなく修正・反映できちゃうよ。
なるほど、メタタグ関係とか怪しいなと思ったら、これ使って確認すればいいわけだな。
メタタグの設定なんかはSEOとしては基本的なところだと思うから、早めの段階で確認しておくといいわね。
そうか、ページや記事更新と共にメタタグ弄ったら見ておくとかしたほうがいいわけか。
そんな感じでもいいし、「順位が出ないな~」と感じた時に使ってみるとかでもいいわよ。
サイト全体のメタタグを一括して見れるってやっぱ便利だな。
予め条件自体は決まったものがあるから、その中から指定して見ることになるよ。
自サイトのメタタグ関連を管理したり、順位でなくてメタタグが怪しいなと思った時に使ったりしてみると便利だよ。
エクセルファイルとしてエクスポートできるよ
一覧化やサイトマップが作れるだけでなく、SEO Spiderには取得した情報をエクセルファイルとしてエクスポートできる機能もついてるよ。
ツール画面内タブの下あたりに「Export」ボタンがついていて、指定したタブのデータをエクスポートすることが可能だよ。
指定できるのはエクセルファイルの拡張子で、以下の3つの中から選択できるよ。
- .csv
- .xls
- .xlsx
個人で見るにしても、お客様にデータとして渡すにしても、csv形式が一番いいかな。
他の形式はエクセルのVer.によっては開けないor変換しないといけないことがあるから注意だよ。
データを保存したり、提出したりする時に使えるってことか。
基本的にはエクセルが入っていること前提だけど、PCに入っていない場合はOpenOfficeでも問題ないかと思うわよ。
うわっ!中身開いたら、ディスクリプションが全て文字化けしたんだが…
文字化け部分をコピーして、Terapad等の文字コード変換できるテキストエディタに貼り付けて。
「名前をつけて保存」で任意の場所に保存する時に文字コードを「SHIFT-JIS」に変更して保存すれば直るわよ。
なるほど~、日本語対応したものじゃないからこうなるときがあるのか。
エクセルが入っていること前提だけど、OpenOfficeでも開けると思うから、エクセルが入っていない人は入れておこう。
文字化けした場合はテキストエディタに一度移動させて文字コードを変換して保存すれば解決するよ。
まとめ
今回紹介したSEO Spiderについてまとめていくよ~。
- SEO Spiderは無料のSEOツールで開発しているのはイギリスのScreamingFrog社だよ
- SEO SpiderはURLで指定したサイトのメタ情報・アウトリンク・全URLなんかを一覧化してくれるよ
- 無料版だと読み込めるページ数が500ページまで&一部オプションが使えないといった制限があるよ
- ページ毎のタイトル・ディスクリプション・キーワード・h1・全ファイルのURL等を一覧化してタブ別で表示されるようになってるよ
- 基本的な使い方は検索窓にURLを入力して、隣の「START」ボタンを押すだけだよ
- URL指定での取得だから、自サイトだけでなく他者サイトの情報もURLで指定すれば取得ができるよ
- 他者サイトでも知り合いが設定ミスしていたら教えてあげよう
- 「OverView」を使えば特定条件を指定しての表示も可能だよ
- タブごとに指定できる条件が用意されているよ
- SearchConsoleのHTMLの改善に表示されるより先に、SEO Spiderで調べて修正なんてこともできるよ
- データ保存やお客様への提出用にエクセルファイルとしてエクスポートすることができるよ
- エクセルがPCに入っていない人はOpenOfficeでも開けると思うから、それをインストールしておこう
- エクセルファイルの内容が文字化けしてしまったら、Terapad等の文字コード変換ができるテキストエディタを使って変換しよう
SEO SpiderはSEOツールとしてはかなり優秀な部類に入るんじゃないかと個人的には思っているよ。
サイト開設した時やページ・記事の更新を行ったら、こSEO Spiderを使っておかしい点がないか確認しておくといいよ。
SearchConsoleでインデックスしてもらうように送信するとか、ページ・記事の更新後にやることが増えてくるけど、少しでも早く順位を出したいならこういったことも逐一確認することが大事だと思うよ。