主にIT業界の転職サービスを提供しているベンチャー企業 Paiza の提供するキャンペーン「もしも次の常駐先が女性エンジニアばっかりだったら」が物議を醸した。
その内容は、ITエンジニアである主人公が、女性だらけの開発現場で陣頭指揮をとっていくコレクション系ゲームであり、プログラミング問題を解くことで、新たな女性エンジニアが投入されるという内容になっている。
この内容の何が問題なのだろうか?
それはこのゲーム内では女性があたかもコレクションの対象であるかのように扱われているからである。
ゲーム内では「正解で新たな女子エンジニアがチームの仲間になる」とされているが、これはまるで女性エンジニアをフィギュアか何かと同じように扱うような捉え方をされても仕方がないのではないだろうか?
そして何より悪質なのは、女性を、たとえ同僚であったとしても、性的搾取の対象として見る行為を、当然視するような暗喩が含められていることである。
「水着に着替えさせよう!」
とは何なのだろうか?
なぜITの現場で水着になる必要があるのか?Paizaの運営にははっきりとした説明を要求したい。
一般的にはアイドルやグラビアアイドルの水着写真集などに見られる、男性中心社会から見た、女性を性的消費の対象として見る価値観があるとされる。
これについてはggcや
マイクロソフト社エバンジェリストのちょまど(千代田まどか)さんへの度重なる嫌がらせ行為を始め、
わ、paiza さんのこの公式コンテンツ(not同人)
— ちょまど@MS入社して13ヶ月 (@chomado) 2017年4月25日
企画チームに女性エンジニアがいたのか気になるかもΣ(・□・;)
な、なぜ女性エンジニアは最終的に水着になるんだろう
ー
もし次の常駐先が女子エンジニアばっかりだったらhttps://t.co/9xxqLWt8NO
ー pic.twitter.com/x8E7JTvshF
「女子エンジニア」を育成して水着にするようなコンテンツがまかり通る業界に女子が増えにくいのは仕方ないよな。誰だって人間扱いされたいもんな。
— やきとりい (@yotii23) 2017年4月25日
これではIT業界は息を吐くように女性蔑視をするような業界であるとの誤解を招きかねない。 Paizaには是非猛省を促したいところである。