[PR]

 仕事の成果が出ていないなどとして日本IBM(東京都)を解雇された社員4人が解雇無効などを求めた訴訟が東京地裁で和解し、同社は4人の解雇を撤回した。IBMは2人を6月1日付で復職させ、残りの2人には解決金を支払って会社都合の退職にすることで合意した。和解は25日付。

 原告側弁護士によると、4人は同社でソフトウェア開発などを担当していた技術職の男性で52~56歳。2013年6月、成績が振るわないとの理由で解雇を通告された。解雇は不当として同年9月に提訴していた。