インド スリランカの港建設に協力 首脳会談で合意
インドとスリランカの首脳会談が行われ、両国がスリランカの港の建設で協力することで合意したと地元のメディアが伝え、中国が巨額を投じてスリランカの港湾都市の建設を進めるのに対抗して、インドが存在感を高める狙いがあるものと見られます。
インドのモディ首相は26日、首都ニューデリーで、スリランカのウィクラマシンハ首相と首脳会談を行いました。
インド外務省によりますと、この会談で両国は経済プロジェクトでの協力で合意し、インドの国営テレビは、このプロジェクトがスリランカ東部のトリンコマリの港の建設だと伝えています。
スリランカでは、前政権の時代に関係を深めた中国が、巨大経済圏構想「一帯一路」の拠点となる2か所の港湾都市の建設を28億ドルを投じて進めていて、2014年には中国海軍の潜水艦が突如、寄港しました。
インドとしては、海洋進出の動きを強める中国に対抗してスリランカで存在感を高める狙いがあり、来月北京で開かれる「一帯一路フォーラム」の日程に合わせて、モディ首相がスリランカを訪問し、トリンコマリの港の建設を正式に発表することで、両国の関係強化をアピールするものと見られています。
インド外務省によりますと、この会談で両国は経済プロジェクトでの協力で合意し、インドの国営テレビは、このプロジェクトがスリランカ東部のトリンコマリの港の建設だと伝えています。
スリランカでは、前政権の時代に関係を深めた中国が、巨大経済圏構想「一帯一路」の拠点となる2か所の港湾都市の建設を28億ドルを投じて進めていて、2014年には中国海軍の潜水艦が突如、寄港しました。
インドとしては、海洋進出の動きを強める中国に対抗してスリランカで存在感を高める狙いがあり、来月北京で開かれる「一帯一路フォーラム」の日程に合わせて、モディ首相がスリランカを訪問し、トリンコマリの港の建設を正式に発表することで、両国の関係強化をアピールするものと見られています。