どうしようもなく、不器用にしか生きられないクソなヤツがコツコツと書いているブログを見つけてしまうと、どういうわけか、応援したくなる。
逆に、世渡り上手で、センスがあって面白くて、収益もがっぽりで、全てのエントリーでブクマを50も100も200も稼いでいるような、打率10割のスーパースターのブログを読んでも、ほとんどの場合、応援しようという気が起きないのは何故だ。(あくまでも個人の感想)
ドブネズミを応援するよりもだ。
勝ち馬に乗ることのほうが正解なんだろうな、とは思う。
追い風を受けてウェ―イ!ってなってる人に媚びのひとつでも売って、甘い汁を吸わせてもらう「便乗商法」が一番賢いってことなんだろうな、とは思う。
でもできない。それができていれば、こんなブログを書いていない。
こんなところでくすぶっちゃいないよ。
でもさ。どうしようもないヤツが書く、どうしようもないブログって、本当にどうしようもなかったりするんだよな。
応援するもクソもないというか。
変な話、意図的に誰にも読まれないようにブログを書いているのかな?
…って勘ぐってしまうほど、読まれることを意識していない。
自分自身であとで読み返していないんだろうか。
もどかしい。
非常にもどかしい。
こうしてブログをコツコツ書いている以上は、きっと
「自分の声が誰かに届いてほしい」
という気持ち自体はあるんじゃないか?って思う。
どんなクソブログでも、書き続けている人は、誰かに読んでもらいたいという気持ちがあるのではないか?
と思ったりするんだけれど、どうなんだろうか。
書き手が、誰にも読まれたいとは思っていないんだとすれば、そもそも読者側としても応援する筋合いはないだろうし、もっと言えば読者になる筋合いもないんだろう。
こっち(読み手側)が勝手に「応援したい」と思ってしまったとしても、そんなの、書いてる本人にとっては、ありがた迷惑なのかも知れないしね。
ただ、もしも、
できることなら多くの人の元に自分の思いを伝えたい、という気持ちがあるとするならば、もうちょっとやり方があるんじゃないか?
と、いう気がしないでもない。
250記事もブログを書き続けてるのに、読者が10人とか20人とか、なかなか珍しいよな…。
それだけ長くブログを続けていること自体も珍しいし、その間に、全然読者を獲得しない、ってのも珍しい。
良い人間ではないかも知れないけど、悪い人間でも無さそうなんだが。
何故これほどまでに、人を惹きつけないのか。
こういう貴重な人材に対しては、こっちが勝手に「頑張れ」って思っちゃいけないのかも知れないね。
もう、確信犯?なのかな。
一日平均20PVくらいらしい。
逆に凄い。
250記事書いて、1日20PVか…。
少なくとも、ツイッター上では、人と関わる気満々のようなので、余計に謎。
応援したくなったので、スターやブクマをつけようかな…って思ったんだけど、躊躇しまくり、結果、いまこの記事を書いている。
う~~ん……。
スマンが、スルーさせてもらおう。
やはり、本人がこの状況を変えたいと思っていないのであれば、そっとしておくべきだろう。
この先も、300記事、500記事と、彼はブログを書き続けるだろう。
ほとんど誰にも読まれないブログを。
不器用にしか生きられないクソ野郎に幸多かれ。