日本神話
意外と知らない「日本がどうやってできたの?」ってお話。戦国や幕末は得意だけど、そういえば知らないや。って方も多いはず。子供にはちょっと刺激が強いから、学校ではオブラートに包んでしか教えてくれない日本神話。この機会にツッコミどころ満載のかわいらしい神々のお話をマスターしちゃいましょう!
天皇記
神様と人との境目が曖昧だったころからある、『日本』っていう国がどうやって歴史を紡いできたのか。愛あり、冒険あり、愛あり、愛あり・・・っていうか、国づくりは?と、またまたツッコミどころ満載の初期天皇たちが教えてくれます。愛しのゆるふわ国家の成り立ちを楽しくマスターしちゃいましょう!
日本の神話「古事記」とは
古事記とは、日本神話から始まる日本最古の歴史書のことです。
約1300年前の日本人が『国家プロジェクト』で日本への愛を込めまくって書いた渾身のギャグ本。
下ネタ多め。
もぅ、コイツら1300年も前から国家のプロジェクトで何やってんだよ!!って、思わずツッコミを入れたくなるくらい、アホみたいで、バカバカしくて、読んでてついつい『ブファッ!!』って吹いちゃうのに、なんか、よくわかんないけど、日本人っていいなぁって思えて、嬉しくって、愛おしくって、きゅんきゅんして、誇らしく思える。そんな本です。
古事記には、日本神話から天皇の時勢に続く歴史が書かれています。
みなさんも古事記に出てくる日本神話の一部であれば、聞いたことがあるかもしれません。
イザナミとイザナギが、男子の出っ張ってるところと、女子のへこんでるところをジョイントして日本の島々を産んだり。スサノオがう●こばらまいたせいで、アマテラスが引きこもったり。国づくりの神がヤリ●ンだったり、天孫が「ちょ、ブスは無理。」とか「え?本当にボクの子??」とか問題発言連発したり・・・まぁ、聖書の神様と比べちゃうると、『日本の神、こんなんで本当ゴメン。』とついつい謝りたくなるくらいギャグ要素の強い神話ばかりですが・・・。
で、、でも、何度も何度も読むと、あれ??これって、こうだから、こうなのか。とか、あれれ???これってこーゆうこと???・・・なんて、ビックリするくらい奥が深くって、ゾッとするくらい神秘的な本でもあるんです!(最大限のフォロー。)
とは言っても、ぶっちゃけそんな難しいコトは理解しないでいいと思うんですよねっ(*´艸`) だって、私には『とりあえず、笑いながらラフに、みんなに日本の神話や歴史を知ってほしい!』って想いが古事記に詰まってるような気がしたので。
そんな古事記の楽しさを少しでもたくさんの人に知ってもらいたいと思い、当サイトでは古事記の現代語訳を、ラノベ風に脳内変換した文章をまとめました。面白い話はちょっぴり越境して日本書紀からも拝借しています。
さらに、古事記の現代語訳本でよくみかける、小難しい「系譜の羅列」や「解説」は全て省きました。なので、市販の専門的な古事記よりは、かなり読みやすくなっていると思います。
ただし、私の古事記への愛で妄想が止まらなくなってしまったため、それぞれのキャラクターには、私の趣味趣向が大きく反映されたラノベ風のキャラ設定が加わっております←
そちらをご了承の上、一話だけでもお付き合いいただけたら、泣いて喜びますヽ(*´∀`*)ノ.+゚
古事記についてもっと詳しく知りたい方は、下記に詳細を記します。
誰が書いてるの?
中の人について知りたい方はこちらから。
日本神話の世界「古事記」とは?
古事記とは、日本神話の時代から、聖徳太子が
イザナギ、イザナミ、アマテラス、スサノオ、ツクヨミ、オモヒカネ、アメノウズメ、オオクニヌシ・・・などなど、たくさんの日本の神様が出てきます。鬼灯の冷徹や、ナルト、PS4、パズドラ、モンストのブームで、名前を聞いたことのある神様も多いのではないでしょうか。
古事記は上中下の3巻に分かれており、上つ巻は日本の神話をまとめたお話。中つ巻は神様にサポートされながらも天皇が日本を1つにまとめて行くお話。下つ巻はほとんど神様は出て来なくなり、天皇の時勢が書かれています。
由緒
古事記の原文の「
というのも実は
それに加え、長い時間の中で各地バラバラと解釈の違った日本神話や歴史が伝わってしまったこともあり、
成立
古事記は「日本に現存する最古の書物」として教科書で習いますが、原本はさすがにもう存在していません。写本がいくつか残っており、それによると712年3月9日に完成しました。今から約1300年前。ちょうど、平城京に都を移したばかりの奈良時代初期です。
元々、
作者
古事記は各地に伝わっていた日本神話や歴史をまとめた本なので「この人!」というような作者はいないのですが、
「帝記」「旧辞」という昔の日本神話や歴史が書かれた本を何度も読んで丸暗記し、さらに、
古事記と日本書紀の違い
「古事記」という単語が出てくると、対で思い浮かぶのが「日本書紀」だと思います。
2つは合わせて「記紀」と呼ばれ、ほぼ同時期に完成しました。
では、なんで「古事記」と「日本書紀」の2種類作ったのか。という話ですが、2つはそもそもの性質が違うんです。
日本書紀について
日本書紀は海外(特に中華)に向けて書かれた日本の正史です。
当時の共通語、漢文で書かれていて、他国に「日本は独自の文化を持った独立した国家ですからぁ!!」と伝えることが目的だったと言われています。
そのため、近隣諸国の人に「日本すげーじゃん!!」って言ってもらえるように、日本の昔ながらの考え方よりも、最新の中華思想に合わせて書かれたそうです。そのためか、同じ登場人物でも、古事記とは全然ストーリーが違うものもあります。
だからか昔は「日本書紀なんて朝廷サイドから見た嘘っぱちばっかりだー!!」なんて議論が盛り上がっていましたが、最近は発掘調査で事実が証明される事もあり、「あれ?案外ちゃんとした本だったのかな?」と、意見が変わりつつあります。もちろん全部が事実だとは言いませんが、本文に載せきらなかった他の説も、「
また、日本書紀の方が古事記より細かく記された正式な歴史書のため、日本人にも読んでもらいたかったので、日本書紀の完成後、
古事記について
古事記は、日本神話のにぎやかな神々と、天皇家と仲良し豪族の内輪ネタがメインのラフなライトノベルのイメージです。
日本書紀と比べて内容がユルいのは、歴史書などの資料を元に書かれたものでなく、
昔は、言葉には神様が宿ると考えられていたので、日本に漢字が入ってきてからも、「
日本書紀とは違い、古事記は上中下の3巻にコンパクトにまとめられていています。特に、書き方が特徴的で、漢文で書かれた日本書紀に対して、古事記は日本語で書かれました。平仮名も片仮名も無い時代に漢字を日本語風に並べて書かれ、日本語の昔ながらの発音が残るようにめちゃめちゃ創意工夫されています。
でも、残念ながら、その創意工夫を頑張りすぎちゃったせいで、現代では逆に読めなくなっちゃいました。だって、平仮名と片仮名を手に入れた今の私たちには、ただの漢字の羅列にしか見えないんだもの。(ドンマイ安万侶。)
今、ちまたに出ている「古事記 現代語訳」は、江戸時代の学者、
古事記は、江戸時代まで日本書紀の付属品のような扱いで、歴史の授業では扱われませんでした。しかし、
当サイトの古事記について
昔からイラストやら漫画やらアニメやらが好きで、文字という文字、全て苦手だった管理人が、古事記(というか日本の神々と天皇の濃ゆいキャラ)にどハマりしまして。「文章が苦手な人でも読める古事記が欲しい。」と思い、趣味でこのサイトを作りました。普段はWEBデザイナーをしているので、ついついデザインも凝ってしまいましたw
『古事記
ただの『オタク女子』が古事記の日本神話と天皇のキャラに萌え、脳内変換した文章をまとめたため、解説などは一切ありません。
しかも、私の妄想が随所にちりばめられております。
さらに、古事記に綴られた日本人の素晴らしい原点や、古代の日本人が私たちのために残してくださった大切な教訓やメッセージなど、全て無視して、萌えだけにフォーカスを当てています。
本物の古事記のアマテラスは「高飛車てんてる娘」なんて扱いされないし、オモヒカネも「ヘタレメガネ」じゃないし、聖帝 仁徳天皇が女好き・・・っていうのは原作通りだけど「巨乳好き」とは書いてないし、雄略天皇に「アホの子」の異名もありません。(みんな大好きっ!!)
そこらへんご理解の上、「それでも問題ないよ!」っていう優しい方のみ、拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただけたら、とっても嬉しいです(*´ω`*)
古事記 おすすめ本
古事記(池澤 夏樹)
現代語訳がとにかく丁寧で美しくて読みやすい作品です。上段に現代語訳、下段に解説が書かれています。現代語訳だけであれば、1日でサラッと読めます。
現代語古事記(竹田 恒泰)
明治天皇の曾孫にあたる、竹田 恒泰さんの作品です。現代語訳は少し固い印象ですが、解説が面白いのでスラスラ読めてしまいます。日本が好きになります。
まんがで読む 古事記(竹田 恒泰)
文章が苦手な方におすすめ。「現代語古事記」の竹田さんが監修されています。天皇記は無く、日本神話とヤマトタケルだけですが、子供でも簡単に読めます。