賃金支払わずの容疑で書類送検
従業員に2か月分の賃金を期限内に支払わなかったとして、札幌市の中古車販売店の54歳の社長が最低賃金法違反の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、札幌市北区新琴似の中古車販売店「オートハウス益子」の54歳の社長です。
札幌中央労働基準監督署によりますと、「オートハウス益子」の社長は1人の従業員に対し、おととし12月から去年1月までの2か月分の賃金、合わせて32万円あまりを期限までに支払わず、道の最低賃金以上の賃金を支払わなかった最低賃金法違反の疑いが持たれています。
労働基準監督署は去年4月、従業員からの訴えを受けて調べを進め、是正を勧告をしましたが改善が見られなかったということで、社長は容疑を認めているということです。