日銀の肝煎りで登場した上場投資信託(ETF)が壁に突き当たっている。賃上げや設備投資に積極的な企業を組み入れた通称「賃上げETF」で、金融緩和の一環として日銀が一部を買い入れるのがミソだ。大手運用会社がこぞって参入したが11カ月が経過した今、ほとんど取引がなくなった。閑古鳥の理由を探ると日銀に依存しすぎた市場のゆがみが見える。
株式市場には日銀の動向を日々観察する日銀ウオッチャーがいる。その一人…
日銀の肝煎りで登場した上場投資信託(ETF)が壁に突き当たっている。賃上げや設備投資に積極的な企業を組み入れた通称「賃上げETF」で、金融緩和の一環として日銀が一部を買い入れるのがミソだ。大手運用会社がこぞって参入したが11カ月が経過した今、ほとんど取引がなくなった。閑古鳥の理由を探ると日銀に依存しすぎた市場のゆがみが見える。
株式市場には日銀の動向を日々観察する日銀ウオッチャーがいる。その一人…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
《春割》実施中!日経電子版が5月末まで無料。今すぐ登録!
真相深層、賃上げETF、ETF、イェスパー・コール、日本銀行、鈴木誠一、大和証券投資信託委託、東海東京調査センター、KDDI、トヨタ自動車、アセットマネジメントOne