「2017年本屋大賞」(同賞実行委員会主催)に、恩田陸さん(52)の直木賞受賞作「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)が選ばれた。直木賞とのダブル受賞作は初めてで、4月11日に東京都内で開かれた贈賞式は、大きな盛り上がりを見せた。しかし、本屋大賞はそもそも「打倒!直木賞」をかけ声に始まった賞ではなかったか。「賞が成長した証」「知られていないけれどおもしろい作品を選ぶべきだったのでは」。今年の結果には賛否の声も飛び交う。そもそも「本屋大賞」とは?
「14回を迎えるにふさわしい、新たな一歩を踏み出す作品が選ばれました」
実行委員会の浜本茂理事長のこんなあいさつで始まった11日の贈賞式。「蜜蜂と遠雷」の受賞が発表されると、直木賞との2冠に会場は大きな歓声に包まれた。
受賞作は、国際ピアノコンクールを舞台とした青春群像劇。昨年9月に発売され、今年2月の直木賞受賞を受け30万部まで増え、本屋大賞に決まったことで累計発行部数は50万部に達した。
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