鉄工所で爆発 工場長死亡 溶かした鉄が水に触れて爆発か

25日、北海道旭川市の鉄工所で起きた爆発で、全身にやけどをして、病院で手当てを受けていた工場長の男性が死亡しました。警察は、溶かした鉄が水に触れて、水蒸気爆発が起きた可能性があると見て、26日、詳しい現場検証をすることにしています。
25日午前8時半ごろ、旭川市9条通18丁目にある、檜山鐵工所の溶解炉の付近で爆発がありました。

この爆発で当時、工場にいた6人がけがをして、全身をやけどして、病院で手当てを受けていた工場長の佐藤明さん(56)が夜、死亡し、ほかの従業員5人も軽いけがをしました。

警察によりますと、当時、複数の従業員が溶解炉で、鉄を溶かして加工する作業を行っていたということです。

警察は従業員の話などから、溶かした鉄が水に触れて、水蒸気爆発が起きた可能性があると見て、26日、詳しい現場検証をすることにしています。