着任3カ月で女性副町長“失踪” 佐賀上峰町で何が起きた?
「地方創生」を目指すとかいう安倍政権に冷や水を浴びせる騒ぎが起きている。佐賀・上峰町の松井佳奈江副町長(36)が突然“失踪”したというのだ。
松井氏はもともと文科省の官僚で、安倍政権が昨年4月から始めた地方創生人材支援制度を活用し、今年4月から上峰町に副町長として出向したばかり。
上峰町によると、松井氏は文科省の依頼で先月28日から東京に出張したが、予定の30日になっても戻らず、文科省から今月1日まで延長依頼があった。だが、週明けの4日にも役場に姿を見せず、文科省を通じて、「体調不良のため休みたい」と連絡があったきり、これまで欠勤し続けているという。
「研修会の講師を依頼して上京してもらいましたが、その時から体調がよくなさそうでした。現在は自宅で療養しています」(文科省生涯学習局)