中学生プロ棋士の活躍で将棋アプリが人気

中学生プロ棋士の活躍で将棋アプリが人気
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史上最年少で将棋のプロ棋士となった中学3年生の藤井聡太四段の活躍などで若い世代の間でも将棋への関心が高まる中、AI=人工知能を活用した将棋のアプリが人気を集めています。
このうち東京・港区の企業が開発した将棋のアプリは、登録した人どうしで将棋の対局ができ、開発した企業によりますと10代から30代を中心に350万人以上がアプリをダウンロードし登録しているということです。

これはおよそ3年前の3倍を超えていて、日本のほかアメリカや台湾などにも利用が広がっているということです。

このアプリの特徴は、相手との対局で次の指し手に迷った場合、指し手を教えてもらうことができます。

アプリには人工知能を駆使して瞬時におよそ500万とおりの指し手を予測できるソフトが入っていて、その中から的確な手が示されるということです。

また対局が終わったあとにグラフなどを使って対局を振り返りアドバイスしてもらえ、腕を磨きたい将棋ファンに好評だということです。

企画・開発に携わったHEROZプロデューサーの石井直樹さんは、「人工知能を使って将棋ファンの自分があったらいいなという機能を入れた。若い棋士の活躍でより多くの人に将棋を楽しんでほしい」と話しています。