面接こそ、うまく転職できるかどうかを決める最重要ポイントです。
どんな企業情報を集め、完璧な書類を用意できたとしても、面接で失敗すれば、すべての努力は無に帰してしまいます。
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ほとんどの人が、新卒採用のときに面接試験を受けているはずです。とはいっても、新卒のときと中途採用の面接は全くの別物と考えるべきです。
新卒と中途採用とでは、まず企業の採用基準が違います。新卒の場合は、入社後一から研修をさせて、その後その人に適した部署に配属することを前提にしています。
一方、中途採用の場合は、この部署でこんな仕事を今日からでもすぐに始められる人と限定しています。
買い物に例えるなら、新卒採用は「何かいいものが欲しいなぁ」と思いながらも、具体的に買いたい商品が決まっていない買い物です。
中途採用はその点、「これが欲しい」と欲しい商品が具体的になっています。だから新卒の面接は「落としていく」「削っていく」という要素が強いです。そして、さいごに残った良い「商品」を得ようとします。
一方中途採用は、欲しい「商品」が決まっているので「選び出す」という要素が強いのです。
今回の記事では、中途採用の面接のための準備と心構えを5つのポイントにまとめました。
希望の企業に入社できるように、しっかりと準備と心構えを整え、面接を成功させましょう。
目次
面接のための準備と心構え5つのポイント
一般的に、1回の面接時間は30分から1時間程度です。長いと思えるかもしれませんが、自分の評価が決まるには、あまりにも短い時間とも言えるでしょう。
この時間をどれだけ自分のために有効に使えるかが、面接の成否を左右します。
①十分な情報収集は欠かせない
Webサイトや就職情報誌などから求人情報を得ましょう。応募職種や給与額、勤務地などに目が行ってしまいがちですが、経営戦略や商品開発力など、企業自体の情報を忘れずにチェックします。
できれば財務状況にも目を通しておきましょう。同業他社の情報や業界全体の動向などを調べて、応募する企業の位置付けや評価を知っておきましょう。
②質問への回答を準備する
転職理由や志望動機の他にも、質問される内容はほぼ決まっています。ですから、その答えを準備して、十分なアピールをします。
返答の内容は、履歴書や職務経歴書の内容と食い違いがないようにしましょう。また、企業への質問も考えておくと良いでしょう。
疑問を解消する手段にもなりますし、積極的に企業を知ろうとする態度は好印象にもつながります。
③面接官の立場になって考える
書類選考を通過したのですから、企業は応募者に興味を持っています。ですから、提出した書類の内容と募集条件とを比べて、一致する点としない点を洗い出し、それを分析して企業が望む人材を考えましょう。
何となくでも人物像がつかめれば、面接官の立場になって応募者に期待すること、確かめたい質問項目などが浮かんでくるものです。
難しいかもしれませんが、これが分かれば、本当にやりたい仕事、入社したい企業なのかがもう一度確認できるでしょう。
④声に出して実践のためにテストする
自分で考えながら話したり、友人などに頼んでロールプレイングしてもらいましょう。ロールプレイングなら、答える内容や話す態度などを相手にチェックしてもらうと効果的です。
このとき、想定していない質問もしてもらうと、より幅広い準備ができます。恥ずかしいかもしれませんが、実際にやってみるとなかなかうまくいかないものでもあります。大切なのは転職ですから、少し時間をかけて練習してみましょう。
⑤面接官から本当の企業の姿を知る
企業が応募者のスキルや資質を見るように、「応募者も面接官の受け答えから企業を知る」ことが面接の基本となります。面接での面接官の態度や反応は、企業そのものを表していると言えます。
企業の本当の姿を見られるめったにないチャンスですので、十分に情報収集しましょう。
仕事内容に十分な説明がなかったり、手当や残業について答えをはぐらかされたりしたら、もう一度質問しても構いません。ただし、給与など金銭面の交渉は、最終面接などで行うようにします。
企業が面接で「志望動機」「退職理由」「前職での仕事」を聞く意図とは?
中途採用では、企業は「こういう仕事ができて、どれくらいのキャリアがあって、年齢は何歳までで、給与はこれくらい」と採用したい人物像をより具体的に絞っています。
面接で企業は、「どれくらいその希望にあった人物か」をチェックするのです。そこで絶対に聞かれることは、
- 退職理由
- 志望動機
- 前職での仕事
の3つの質問です。応募者は質問に答えることで、自分は何ができる、何がやりたいなどと自分を売り込みます。企業が求める人材と自分の接点を強調すれば、より有効な自己アピールとなります。
ただし、中途採用の面接は採用側も応募側も対等な立場での交渉だという点に気をつけましょう。無理に企業に合わせて自分を売り込んでも、あとで自分が泣く羽目になってしまいます。
「その条件では自分を安売りすることになる」と思えば、即断る勇気も必要です。
3つの質問には、それぞれ意図があります。退職理由は、転職癖がついていてすぐ辞めてしまう人ではないか、前の会社で何か問題を起こした人ではないかを確認する意味があります。
志望動機では、これまでの経験をどう活かせるのか、長期的なビジョンをもっている人か、何をやりたいと思っているのかを知りたいと考えています。
前職での仕事では、何ができるのか、どんな能力があるのか、仕事の姿勢などが問われていると思っていいでしょう。
「こんな仕事ができる」「今後はこんな仕事をやりたい」につなげる
「退職理由」「志望動機」「前職での仕事」の3つは、どこの企業でも必ず聞かれますが、だれもが答えを考えるのに四苦八苦する質問でもあるでしょう。
しかし、企業が知りたいのは、結局「どんな仕事ができる人か」「今後どんなことをやっていきたいのか(仕事に対する姿勢)」です。ですから、3つの質問の答えも、「自分はこういう仕事ができる」「自分は今後こういうことがやりたい」につなげて考えれば良いでしょう。
退職理由なら、「いままでこんな仕事をしてきましたが、こういう仕事をやりたいと思うようになりました。いまの職場ではその願いがかなわないため辞めました」といえば良いでしょう。
志望動機なら、「いままでこんな仕事をしてきましたが、こういう仕事をやりたいと思うようになりました。それができるのが、御社です」という方向で答えます。
前職での仕事では、「こんな仕事をやってきました」と言えれば良いでしょう。
実際の面接では、さまざまな質問のされ方をしますが、結局は「自分はどんな仕事ができるのか」「今後はどんな仕事がしたいか」を中心に答えていけば良いのです。
この2点をより具体的に、自分の言葉で述べるようにします。これが面接でアピールすべき最も重要なポイントです。
さいごに
面接は、転職の成功を左右する大事な場面です。今回の記事を参考に、しっかりと準備と心構えを整えて、転職を成功させましょう。
とはいうものの、転職活動を、自分自身で全ておこなうことは、なかなか大変なことです。
特に、働きながら転職先を探す場合、時間がとれずに、面接の練習をすることや、履歴書・職務経歴書を丁寧に仕上げることが困難になってしまったり、志望先の会社についてのリサーチや、自分自身の希望の棚卸をする時間が取れません。
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