こんばんは。ムロタピーズです。
今日は私が以前から悩まされていた「視野が欠ける頭痛」の原因が判明したので、同じような症状に悩んでいる方のために対処法を書き綴りたいと思います。
突然視野の一部が欠ける。さらに周囲がギザギザとギラつきだし、その後目の奥がガンガン鳴り響く激しい頭痛に悩まされている方はいないでしょうか?
- 視野が欠ける正体は"閃輝暗点"
- 閃輝暗点を伴う頭痛のパターンに恐怖心を煽られた話
- 視野が欠けるっていったいどのように見えるの?
- 視野が欠ける頻度が多くなる恐怖。そして病院へ。
- 視野が欠ける原因は「閃輝暗点」という片頭痛の前兆
- 頭痛を伴わない閃輝暗点が危ない。危険な閃輝暗点もある。
- 閃輝暗点の対処法
- まとめ
視野が欠ける正体は"閃輝暗点"
視野が突然欠けて周囲がギラギラする状態の名前ですが
閃輝暗点(せんきあんてん)
と言われており片頭痛の前兆としてよく起こる症状です。
視野が欠けるというところがとても怖いですよね。
初めてだったり、頻度が多いとこれは重大な病気なんじゃないか。脳に何か異常があるんではないか。と心が焦ってくるので私の体験談とともに閃輝暗点をゆっくり紐解いてゆきましょう。
閃輝暗点を伴う頭痛のパターンに恐怖心を煽られた話
突然やってくる視野が欠ける症状
ある日パソコンの画面を見ていると突然視界がギザギザとギラつきだし、視野の一部が欠ける症状が発生しました。
なんじゃこれ!?目にゴミでも入ったかなぁと思い、目をこすっても、目薬を差しても改善されません。目をパチクリさせるんですが、周囲はだんだんギザギザになり視野は確実に欠けてゆきます。本やPCの中心部の文字が読みずらくなります。
あれ!なんやこれ!ヤバイぞ!失明するんか!
と恐怖心に煽られ焦っているうちに(30分~1時間後)視野が戻ってきました。
いったいなんやったんやろうか。とりあえず治ってよかったわ。
視野が戻るのと同時に目の奥が激痛が走る
視野が回復してホっとした束の間、ほぼ同時に目の奥がガンガンと強い痛みを発します。
まるでハンマーで目の裏側を殴られているような激痛です。
やばい目が取れ落ちる。いやもういっそ目をくりぬいて水でザブザブ洗い流したい。
あまりの痛さに冷や汗とめまい、さらには吐き気がしてきてノックダウン。
この痛みがなんと半日間続きます。
一度激痛が走ってからは、薬などは効き難く首を振ると目の奥がガンガン痛みます。
視野が欠けることに対して恐怖を持ち始める
普通の頭痛ならば多くの人が体験していることなので気にならないかもしれません。
しかし私の場合、頭痛が起こる前に決まって視界がギラつきだし、視野の一部が欠けるのです。
これは脳に何か異常があるのではないだろうか。このままでは失明をしてしまうんではないだろうかと恐怖にかられるようになりました。
視野が欠けるっていったいどのように見えるの?
たとえばブログを見ていると、中心部がこのように欠けます。
街ゆく人間の顔も中心の鼻の部分がポッカリかけたり、文章も真ん中の文字が捉えにくくまともに読めなくなります。
さらに周囲がチカチカとノイズを起こします。
閃輝暗点という症状を理解していなければとても気分が悪くなり、焦りがでてきます。
視野が欠ける頻度が多くなる恐怖。そして病院へ。
最初のうちは1年に1回ほどのペースで発生する程度だったので気に留めることもなかったのですが、しだいに1カ月に1度のペースで発生するようになり、さすがに心配になってきて病院(眼科、内科)に行ってきました。
みなさんは発生した時点ですぐに病院にいってください。
1年間に1度程度でなんとなく気になりすぐに忘れてしまうようなものが、このように頻繁に起きると突如として恐怖の塊となり襲ってきます。
同じ症状が起こる人は早急に病院に行って、片頭痛の前兆である閃輝暗点であることを診断してもらい、不安をできるだけ早くつぶしちゃいましょう。
視野が欠ける原因は「閃輝暗点」という片頭痛の前兆
ここで先ほどから述べている"閃輝暗点"について詳しくみていきましょう。
閃輝暗点とは
まず、視覚障害が起きる。突然、視野の真中あたりに、まるで太陽を直接目にした後の残像のようなキラキラした点が現れる。視界の一部がゆらゆら動きだし、物がゆがんで見えたり、目の前が真っ暗になったり、見えづらくなる。その後、みるみるうちに点は拡大していく。ドーナツ状にキラキラと光るギザギザしたガラス片や、ノコギリのふちのようなもの、あるいはジグザグ光線のような幾何学模様が稲妻のようにチカチカしながら光の波が視界の隅に広がっていく。これは無数の光り輝く歯車のような点が集まり回転しているようでもあり、視界の大部分が見えなくなることもある。これらの視覚的症状は短時間に進行する。そしてこの閃光と暗点は5分から40分ぐらいで広がって、視野の外に出て消えていく。この症状は目を閉じていても起きる。症状が治まった後、引き続いて片頭痛が始まる場合が多い。この後に頭が割れてしまいそうな激しい片頭痛が3〜4時間続き、強烈な吐き気・嘔吐などを伴うことが多い。
wikipediaより
この視野が欠ける症状が「閃輝暗点」です。
閃輝暗点、視野が欠ける症状の多くが 片頭痛の前兆です。
直接の原因としては脳の血管が収縮したり拡張したりするときに周囲の神経に影響しておこるものだと医師の説明を受けました。
ツイッターなどで調べても、多くの人が同じ症状に悩まされるており少しホッとしました。
お…おれだけじゃないんや…特別異常なものではないんや…
しかしながら、過度のストレスや睡眠不足から発症するようなので注意が必要であることに変わりはありません。
閃輝暗点が発生した場合、必ず医師に診てもらいましょう。
定期的に原因のはっきりしない視野が欠け片頭痛が起こる症状にストレスを感じ、そのストレスが次の頭痛を発症させるといった負のスパイラルが起こる前に病院にいきましょう。
はっきりと閃輝暗点と診断してもらうことをオススメします。
頭痛を伴わない閃輝暗点が危ない。危険な閃輝暗点もある。
閃輝暗点でも危険な閃輝暗点があります。
視野の欠けだけが発生し、その後の片頭痛が発生しない場合です。
閃輝暗点は血流の収縮などによって発生するため、同様に脳梗塞や脳腫瘍の原因である可能性があるのです。
私の場合は視野が欠けることさながら、激しい頭痛に悩まされたため病院にいきましたが、視野が欠けるということ自体SOSサインなので迷わず診察を受けましょう。
閃輝暗点の対処法
ブルーライトカットを心がける
人それぞれ閃輝暗点が発生する原因があると思うのですが、私の閃輝暗点が発生するパターンの多くがパソコン画面を凝視した後に発生していることがわかりました。
閃輝暗点には光がかなり影響していると思います。
私の経験上、閃輝暗点が発生する確率は、ふとした光が目に飛び込んできたときであることがほとんどの気がします。みなさんもそうではないでしょうか?
そこで実際、パソコンにブルーライトカットのシートを貼ることにより、閃輝暗点の頻度を激減させることができました。これは閃輝暗点のどの対策よりも一番効果がありました。
会社のパソコンにももちろん。使用するパソコンにはすべてブルーライトカットのシートを貼って利用するようにしています。
シート1枚は決して安くはないのですが、目の負担を大幅に減少させることができます。私も少ないおこづかいで購入をしましたが、本当に買ってよかったものです。
市販の頭痛薬を飲む
注意をしていても閃輝暗点は突然やってきます。
たとえば、日常で何気なく蛍光灯の光を見た瞬間や、ふっと鼻に何かの香りが入ってきた瞬間など、本当に些細な変化をトリガーに発生する場合が多いです。
そんなときは視野が欠けた瞬間と同時に市販の頭痛薬を飲むと、片頭痛の発生を和らげることができます。頭痛薬は常に肌身離さず持っておくのが賢明です。
経験上薬を飲んだとしても、目の奥に発生する重たいダルさを感じるなど完全に痛みが発生しないわけではありません。しかし発生する痛みの強さは格段に弱まります。
目を閉じてツボを押す

目を閉じてひたすら天柱という頭痛に効くツボを押します。
実際ブルーライトカットシートや市販の薬ほどの効果があるのかは別として、目を閉じリラックスすることが重要です。
私の場合、暗い部屋で目を閉じながら30分くらい(視野が回復するくらいまで)揉んでいると頭痛を軽減することができます。
まとめ
閃輝暗点とは
周囲がギザギザとギラつきだし中心部の視野が欠け、30分~1時間後に視野が戻るのと同時に目の奥に激痛が走る。このような片頭痛の前兆。
対処法
【大前提】閃輝暗点らしき症状が出たら必ず病院に診察に行く。
・パソコンにブルーライトカットシートを使用する(目に受ける光の刺激を抑える)
・閃輝暗点が発生したら視野が欠けている状態のときに市販の薬を飲む
・閃輝暗点が発生したら目を閉じ暗い場所で頭痛のツボを押す。
最後までお読みくださりありがとうございました。視野が欠ける恐怖。片頭痛の前兆か!?"閃輝暗点"の対処法でした。
いくら片頭痛の前兆だといっても、恐ろしい病気が潜んでいる可能性もあります。閃輝暗点らしき症状が現れたら必ず医師の診断を受けましょう。
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それではまた明日っ!