どうも!とらうさ園長です^^
今回は「保育士・幼稚園教諭の資格を取るために学んだこと」についてお話していきたいと思います。
僕は保育の専門学校を出ているのでその学校を卒業すれば資格を取れるわけなんですがその学校で学んだことをいくつか取り上げていきます。
※座学以外のものとします。また、僕は実際に保育士や幼稚園の先生になった人間ではありませんので参考程度に見ていただけると助かります^^
保育士になろうとした経緯
僕の話になってしまいますが僕がなぜ保育士になりたいと思ったのか少しお話していきたいと思います。
そこまで深い理由もないんですが僕は昔から子どもが好きで親戚同士が集まれば5~15人くらいの子どもたちを1人で見ていました。(その中で一番年上だったので)
怪獣ごっこだったり絵を描いて遊んだり、あの無邪気さが可愛くて保育士になろうと決めました^^
もちろんピアノなんて指一本でかえるの歌が弾ける程度でしたし、人前で話すのもすごく苦手、保育に関する知識ゼロ、顔が怖い、目つきが悪いなど、、出だしから危うかったです(;・∀・)笑
ですがなぜかありがたいことに子どもには好かれる能力があるようでとても助かりました。
あとは絵を描いたり工作も好きだったのでこれも保育士を目指した理由の1つですね!
では僕が学校で何を学んだのか簡単にご紹介していきます。
学んだこと(座学以外)
ピアノ
保育士や幼稚園の先生と言えばピアノみたいなイメージもあるのではないでしょうか?
そのイメージ通りやはりピアノは弾けるようにならなければいけません。
何も見ずに弾けるようになる必要はありませんが楽譜を見ながらササっと弾けるくらいになれれば大丈夫でしょう。
僕の学校では「バイエル」⇒「ブルグミュラー」⇒「ソナチネ」⇒「ブルグミュラー25」のような順番で練習曲を練習していきました。
ピアノ初心者が9割を占めていましたが僕は「ブルグミュラー25」まで頑張り、『初心者の中で1番頑張ったでしょう』として卒業式でピアノを弾きました。
このときの緊張レベルは僕の人生でもベスト3に余裕で入ります(;´Д`)笑
ピアノなんて全然出来なかった僕でも頑張れたのでピアノが弾けないからといって保育士を諦めるのはもったいないですよ!
絵本・紙芝居
こちらもピアノと同じくらい保育士のイメージが強いと思います。
保育所でも幼稚園でも必須の遊びなのですごく大事なものです。
これは読み方とか聞かせ方、絵本の選び方について学びました。
ただ読めばいいわけでもなく、声の抑揚だったり子どもたちの目線に合わせた位置取り、読むスピード、声の大きさなど意外と難しいんです(;・∀・)
僕も保育実習で実際の現場で読ませていただきましたが緊張しすぎて口の中の水分がすべて奪われ声が全く出なくなるというアクシデントがあり、とても恥ずかしい思いをしました。。( ;∀;)
どうせ読むだけだし~と油断せずにしっかりと読む練習をしておきましょう!
おすすめの絵本をいくつか載せておきます^^
子どもの歌
あなたも子どもの頃よく歌ったことがあると思います。
先生がピアノを弾きながらみんなと一緒に歌うのですがこれがまた難しい。
ピアノを弾きつつ楽譜の歌詞も見ながら、なおかつ子どもたちのことも気にかけながら歌を歌うのでそれはそれは大変です(;・∀・)
先生がガチガチに緊張していたら子どもたちにも伝わってしまうのである程度余裕が持てるほどには練習しておいたほうがいいですね。
僕は楽譜を見ながらピアノが弾けない人間だったので、ひたすら暗譜して楽譜からは歌詞だけを見るようにしていました。
これは決していい方法ではないですがいろんなことを同時に進行するのが難しいときはこういった方法もあります。
お絵描き
自由時間などでよく使われていますね。
ただ絵を描くだけですが保育士になる以上は子どもたちのお手本となる必要もあるので、ある程度は描けるようになったほうが強みになります。
先生ワンちゃん描いてー!と子どもに言われたときに見当ハズレな絵を描いてしまっては子どもも困ってしまうでしょう(;´∀`)
絵が苦手な人は模写をひたすらやってみてください。
絵に限らずなんでもそうですが絵も真似ることから始まりますので、とにかく動物でも食べ物でもキャラクターでもいいので物を見ながら描きまくってください。
とにかく描きまくるのが上達への一番の近道です^^
工作
はさみやセロテープなどの道具を使ったりするのでもちろん危険も伴います。
楽しいばかりじゃないということも教えてあげる必要がありますね。
またこの工作に関しては手先の器用さも大事なんですがそれよりも根性が求められると思います。
工作の内容によってはたとえばクラスに30人の子どもがいた場合、完成品+30人分+予備くらいの事前準備をしなくてはいけません。
全工程を子どもにやってもらうのではなく、ある程度仕上がったものに顔を描く⇒手足を付ける⇒終了というように一部だけ取り組んでもらうことも多いです。
ですのである程度仕上がったもの、手足のパーツを自分で作成し用意しておきます。
僕は学校で作品のレパートリーを学びましたがそれと同時に事前準備の大変さも学びました(;´∀`)
折り紙
僕の学校には折り紙のスペシャリストが講師で来てくれていたのでいろんな折り方を教えてもらいました。
メジャーな鶴や手裏剣などは折れるようになっておいたほうがいいですね。
他の動物なんかも折れれば子どもに喜んでもらえると思いますよ!
手遊び
手遊びはいろんな種類のものがあります。
単純に子どもたちを楽しませるためのものから注目を集めたり集中してもらうために活用することもあります。
「とんとんとんとん ひげじいさん♪ とんとんとんとん ・・・」
というフレーズの手遊びは有名ですよね。
手遊びを使う場面としてはみんなで楽しく遊ぼうというよりも導入として使うことが多いと思うので子どもたちの気を引くことが出来そうなものを練習するといいかもしれません^^
縫い物
これはマスコットを作ったりして裁縫の練習をするというものでした。
幼稚園向きのスキルかなと思います。
発表会などで使用する衣装なども先生が用意することになるのでそれらを作成する際には必要なスキルですね!
ボタンの縫い方などの基本的なことだけ習得できていれば大丈夫だと思います。
ちなみに僕は高校生のときにマスコット作りにハマっていて友達によくマスコットを作ってましたね(;´∀`)笑
昔遊び
その名の通り昔ながらの遊びです。
お手玉やけん玉、カルタなど一昔前の遊びを通じて子どもたちの遊びの幅を広げてあげるのもいいと思います。
今や保育所や幼稚園の子どもでもゲームやYouTubeを見るような時代です。
体を使って遊ぶ楽しみも学ぶ必要がありますよね^^
人形劇、リトミック
これは発表会のときなどに行われるものですね。
人形を作って数人もしくは1人で人形劇をしたり何人かで劇をしたりします。
先生が子どもに見せてあげてもいいですし子どもにやってもらってもいいですよね。
人形を用意したり衣装を用意するのは大変ですが団結して1つのものに取り組むというのは得られるものも大きいかと思います^^
最後に
僕が学んだことはこのくらいです。(何か抜けてるかもしれません・・)
もちろん座学でも勉強はしましたがそれだけでは不十分なことが多いと思います。
保育士や幼稚園の先生は子どもと楽しく遊んでいるイメージを持つことが多いと思いますが人の命を預かる大変な仕事ですので楽しいことばかりではありません。
僕は金銭面の問題で保育士になるのは辞めて福祉の世界にいきました。(福祉の世界も似たようなものなんですけどね。)
特に男性の方で保育士を目指すのであればいろんな覚悟が必要かと思います。
女性であっても給与面は大切ですし何より保育の世界は女性社会ですのでそのあたりもしっかり考えて焦らずゆっくりと自分の道を選択していきましょう!
これから保育士や幼稚園の先生を目指そうとしている方に少しでも参考になれれば幸いです^^
それでは今回もご覧頂きありがとうございました^^