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 25日午前8時半ごろ、北海道旭川市9条通18丁目の鋳物工場「檜山鉄工所」で爆発があったと、付近を通行中のドライバーから119番通報があった。道警によると、従業員ら16人が病院に搬送され、このうち工場長の佐藤明さん(56)が全身にやけどを負って重傷という。炉内の高温の鉄と冷却水が接触し、水蒸気爆発を起こした可能性があるとみている。

 近所に住む男性(60)は「ドーンとものすごい音と地響きがして窓が揺れた。外を見たら、工場の屋根のあたりから黒煙が上がっていた」と話す。様子を見に行くと、工場の窓ガラスは吹き飛び、破れた窓から煙が出ていたという。

 近くの自営業の女性(29)は「最初に1度爆発音があり、工場を見ると黒い煙が上がっていた。数分後に大音響とともにものすごい震動がきて、家に車が突っ込んだのではないかと思ったほど。とても怖かった」と話した。

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