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【国際】メール監視システム「米が日本に提供」 スノーデン文書公開【ワシントン=共同】米ネットメディア「インターセプト」は二十四日、米中央情報局(CIA)元職員のスノーデン容疑者が持ち出した機密書類の中に、米国と日本の諜報(ちょうほう)活動協力などに関する計十三の文書があったとしてネット上で公開した。 米国の国家安全保障局(NSA)が二〇一三年、ネット上の電子メールなどの情報を収集・検索できる監視システムを日本側の情報機関などにひそかに提供したことなどが明記されており、日本でもプライバシーの侵害などで懸念を呼びそうだ。 インターセプトによると、このシステムは「XKEYSCORE」と呼ばれ、最も強力なスパイ機器の一つと指摘。一二年九月に日本側が米国に対し、ハッカーによる悪質なウイルスを特定する情報を共有し始めた見返りとして、NSAが日本側に提供。通常のネット利用者のほぼ全ての情報を監視することが可能としている。 また、東京にある在日米軍横田基地の中で〇四年、世界中の諜報活動で使用するアンテナ機器の製造・修理施設を設置したが、建設費六百六十万ドル(約七億二千七百万円)のほとんどを日本側が支払ったとしている。 PR情報
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