「生命保険4つの見直しポイント」
①生命保険以外から、受けられる保障はないか?
②保障内容がカブっていないか?
③不必要な特約がついていないか?
④新規の生命保険に加入する
「③不必要な特約がついていないか?」
最近の生命保険商品は内容が複雑です。
知識のない方には、理解するのが困難ですよね・・
知らず知らずのうちに、「特約」てんこ盛り状態になっていたります・・
「特約」の内容を確認し、自分には不要だ!と思ったら、特約を外しましょう。
保険料が削減できます!!
特約例としては、こんな感じが多いです。
「障害保障特約」
「障害保障特約」とは、障害・疾病により所定の身体障害状態になった際に、もらえる特約です。
しかし、そのような場合の障害の場合、お国から「障害者認定」を受ければ、手厚い保障を受けられます。
一般的に、ペースメーカーですと、700~800万かかると言われていますが、お国の補助を受ければ無料になります。
必要性「?」な特約ですよね。
「介護特約」
ネーミングが、トレンド・今風な感じがしますね。
思わず、名前だけで特約をつけたくなるような気になってしまいます・・
介護保険・介護特約をつけておけば、自己負担がなくて済むのでは?!と思ってしまいがちですよね。
実際に、介護保険・介護特約によっては、支給条件が厳し過ぎて、ほとんど「給付」されないケースもあるようです。。。
「介護特約の要件「所定の介護状態」の定義・ハードルは、かなり厳しくなっています・・」
・「常時寝たきり」+次の①~⑤のうち3つ以上が出来ない場合
①ベッド周辺の歩行②衣服の着脱③入浴④食事⑤排泄のふきとり
・医師に痴ほうと判断された場合
のうえに、この状態が180日継続すること!
となっています。
そもそも、保険会社には、給付金を支払う意欲すら感られませんね。
介護保険・介護特約は、保障内容よりも、「支払い要件」が重要です。
給付金の支払いを受けられるときの「状態」を確認しましょう。
「重度慢性疾患特約」
重度慢性疾患とは、重度の糖尿病・重度の高血圧症・慢性腎不全による人工透析・肝硬変・慢性膵炎等です。
問題は「重度」とはどんな感じ?ですね。
糖尿病の場合ですと、
・6か月以上のインスリン治療を継続したという意思の診断
・目の糖尿病網膜症だという医師の診断
・壊疽により1本以上の足の指の切断
といった要件です。
ハードルが高い!!
「女性疾患特約」
保険料を上乗せすることにより、特定の病気の保障もするというものです。
「女性特約を付けた場合」と「入院給付金の日額を上げる」場合の両方を比較して、保険料が安くケースにいた方がよろしいでしょう。
「まとめ」
・複雑な「特約」が多過ぎる
・「特約」の内容を確認しましょう
・「特約」が「不必要」なら、解約・変更を検討しましょう
・「特約」を外せば、保険料の削減につながる
・「特約」が適用・支給される具体的な条件を確認しましょう