豊橋市交通安全都市推進協議会が総会開く/重点的な取り組みなど発表
2017/04/25
安全な交通社会を目指す「豊橋市交通安全都市推進協議会」(会長=佐原光一豊橋市長)の総会が24日、豊橋市役所で開かれた。市職員や関係機関の代表者など約70人が参加。2017年度の事業計画案などを発表し、重大事故を防ぐ取り組みを確認した。
同市では、2016年に15人が事故により死亡。一昨年から7人増加し、高齢者や横断中による被害が目立った。総会では、本年度の重点項目として、横断歩道での歩行者優先や、運転中のスマートフォンの使用を禁止する啓発活動などを強化する方針を示した。
各機関は、本年度の安全対策を発表。豊橋署は高齢者への対策として「横断は・車に手を上げ・目で合図」をスローガンにした教育活動や、悪質な違反行為への取り締まりを強化する方針を示した。豊橋市や東三河建設事務所は、主要道路の交差点のカラー舗装や、児童生徒への安全対策を図る施策を発表した。
佐原市長は「重大事故を防ぐため、さらなる協力を願いたい」とあいさつ。
豊橋署の駒木啓司署長は「各機関の協力によって悲惨な事故を減らす努力をしていきたい」と話した。
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