こんにちは~うさぎです。
今回は自閉症の話。
※自閉症とは
①他人と関係を築くのが困難
②言葉の発達の遅れ
③興味や関心が狭く、特定のものにこだわる
これらを特徴とする行動の障害。3歳位までにこれらの特徴が現れる。
中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。
世界的な子供向けテレビ番組「セサミストリート」に自閉症のキャラが出てきたということで調べてみました。
セサミストリートに自閉症のキャラ登場
・名前はジュリア
・女の子
・4歳
・自閉症のキャラクター
制作者は、自閉症のキャラ導入で、子供たちに人の違いや共通点に気付いて欲しいと言ってます。子どもたち、親たちに自閉症の理解を深めてもらう目的もあるようです。
ジュリアの特徴は、
・絵を書いたりできる
・歌を歌える
・言葉には遅れあり
・自閉症っぽいしぐさ
子供番組に自閉症のキャラクターを出演させる。
これはすごいチャレンジだと思う。
ちなみにジュリア人形を操作しているのは自閉症の子供を持つ女性だそうです。
リアルな感じが出ているんだと思います。
テレビ番組を見た子供が、
「自分とは少し違う子」
のことをお母さん聞いたりして興味を持ってもらうという目的です。
エルモがジュリアに普通に接している、受け入れてる感じがわかりますね。
日本での取り組み
日本のテレビ番組でも、自閉症の子供たちが出てくる番組がありますよね。
ストレッチマン
※ストレッチマン⇒Eテレ(教育テレビ)で放映。自閉症などの生徒が通う特別支援学校に怪人があらわれて(怪人役は支援学校の先生)、ストレッチマンと生徒で、一緒にストレッチをして怪人をやっつける話。
これは初代のお兄さん。この時、ストレッチマンは一人でした。
最近のストレッチマン
5人に増えています。
車椅子に乗ったストレッチマン(紫色)もいます。
ストレッチマンパープル
⇒森圭一郎さん。10代で下半身不随になり、今はミュージシャンをしながらパープル役を演じている。
真ん中の赤いストレッチマンは「流れ星」というお笑いコンビの人ですよね。
私の期待すること
セサミストリートの新キャラは子供たちに自閉症のことを知ってもらうのが目的ですが、子供たちに知ってもらいたい障害や病気って自閉症以外にもたくさんありますよね。
車椅子だったり、手がなかったり、足がなかったり、肌がガサガサの病気だったり、耳が聞こえなかったり、太る病気だったり。
太っている子はそれだけでいじめの対象になります。太る病気なんてたくさんあるんです。
・甲状腺機能低下症
・ネフローゼ症候群
・統合失調症の薬の副作用
・ステロイド薬の副作用
などです。大人でも知らない人がいて、
太っている = 自己管理ができてない人
こんなイメージが先行していますよね。
うちにもそうゆうハンディキャップを持った子供がひとりいて、同級生によくイジメられたものです(もう大きくなってそんなことはないが、社会に出た時が少し不安)。
イジメる子供を擁護するわけじゃないけど、イジメ、差別の原因は
その病気の知識不足・理解不足が大きい
と思う。
子供番組に障害をもつ人が出てきた時に
子供「ママ、あの子はどうしてウデがないの?」
母親「そうゆう子もいるんだよ。そうゆう子が何か困っていたら助けてあげてね。」
子供「うん、わかった。」
こんな少しの会話でいいんですよね。この番組の意義はそのあたりにあると思います。
セサミストリートやストレッチマンのような子供向け番組がたくさん増えたらいいなと思います。
自閉症・発達障害のリアルな日常のことを知りたい方はこちら↓
ペンギンイラストがゆるい感じだし文章もゆるい(笑)それでいて大事なこと伝えてるブログ。私もかなり参考にしています。
それではまた次回!