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 高級旅館などを運営する星野リゾートの星野佳路(よしはる)代表は24日、大阪市内で記者会見し、JR大阪環状線の新今宮駅前につくる大型観光ホテルの概要を発表した。駅南側は日雇い労働者の街として知られる「あいりん地区」と呼ばれる一角で、安い簡易宿泊所が集まる。新ホテルの誕生で街の雰囲気も変わりそうだ。

 建設予定地は新今宮駅の北側に位置し、星野リゾートが大阪市の公募に応じ、市有地約1万4千平方メートルを約18億円で購入した。

 ホテルは20階建てで、温泉施設やカフェなどを設ける。客室数は608で、部屋の広さは30平方メートル以上。国内外の幅広い観光客の利用を想定し、一般的なビジネスホテルより高い料金にするという。2022年春にオープン予定だ。

 新今宮周辺はJRや私鉄、地下…

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