ヤフーは4月24日、「Yahoo!地図」アプリを全面刷新した「Yahoo! MAP」を配信開始した。ダウンロードは無料。
メイン機能の「地図」では「Yahoo!ロコ」に登録された全国約600万の店舗・施設情報とひも付けて各施設の情報を示す「ジャンルアイコン」を設置した。アイコンをタップすると周辺の店舗写真を画面上部に表示し、店舗情報やクチコミといった詳細な情報の閲覧に加えて地図上の「徒歩」「電車」などのアイコンをタップすれば目的地までの最適なルートを案内する。
また、「地図」には時間帯により5ジャンルのアイコンが表示されるが、表示スペースを上に引き上げれば、4カテゴリー・38ジャンルから周辺の店舗を検索できる。
「おでかけ」ではユーザーが任意に設定したエリアに応じ、行動支援型メディア「Yahoo!ライフマガジン」の記事や地域情報を配信。気になった記事はお気に入りとして保存可能で、記事リスト内には「Yahoo!ロコ」などが提供するチラシ・クーポン、イベント情報コーナーを設けている。
「道案内」機能は「見やすく、分かりやすく」をコンセプトに、地図を読むことが苦手なユーザーを考慮した改良を実施。最低限必要なルート沿いにある店舗・施設名のみの表示する、次のアクションを示す吹き出しの目印として街のランドマーク名や具体的な店舗名などを表示する、地下鉄の出口を目立たせる、有名なコンビニエンスストアやファミリーレストランの看板アイコンを優先的に表示する――といったユーザーを迷わせない工夫を施している。
従来アプリでユーザーから好評を得ている「雨雲レーダー」「混雑レーダー」「屋内測位」(Android版のみ)は継続して提供。一部機能の利用には「Yahoo! JAPAN ID」でログインする必要がある。
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