投資をマンガで楽しめる「インベスターZ」が1巻~15巻まで1円~16円で激安セールやっててビックリしました。(kindle版のみ、5月7日まで)
1巻~15巻まで全部買っても129円です。
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以前11巻まで読んだことがあったので僕も続きを買いました。
名門中学の成績上位者を集めて作られた投資部がガンガン稼ぐというスゴイ話ですが、マネーリテラシーとかいろんな投資のさわり、導入を学ぶにはいいと思います。
やはりマンガで面白さに重点を置いているので、細かい部分を知るにはきちんと実用書なり専門書なり買った方がいいですね。
14~15巻は不動産投資編なんですが、二人の中学生が軍資金5000万円づつ与えられて勝負する話で、キャピタルゲインやインカムゲイン、ローンは使った方がいいのか、ねらい目の物件、指値で値切るコツなど結構細かく説明されていて面白かったです。
主人公が不動産のことをいろいろ勉強していくうちに、35年ローンで新築一戸建てを買った父のことを
「お父さんバカじゃないの?」
と陰で言ってしまったシーンは笑ってしまいました。
金持ちのオッサンの
「不動産を買うことは実にたやすい…コンビニでチョコレートを買うことと同じくらい簡単なことだ」
発言はさすがにそれはねーよ!ってなりました 笑
思っていた程ではないですけど、手続きやら何やかんやで時間もかかるし、結構面倒です。
二人の勝負の結果は意外な展開になってしまうんですけど、ジャッジの金持ちオッサンの言うことは妙に納得してしまいました。
ルールは絶対的なものではなくて、改変されることもある程度想定しておいた方がいいし、ルール作りに参加したり、ルールを変える側にまわるのが競争優位性を発揮する上で一番いいんですよね。
ただルールに従って縛られているうちは奴隷思考の負け戦という訳です。
感動は論理に勝る、真の価値は人の心を動かしたところに生まれる。勉強になりました。